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不足しがち⁉ミネラルについて


こんにちは!

トレーナーの渡邉です!

本日は意外と不足しがちなミネラルについてお話していきます!


ミネラルとは

ミネラルとは、体を構成している元素の1つであり、無機質ともいわれます。ミネラルは、体にとって重要な役割を担っている栄養素の一つです。体に必要不可欠な「必須ミネラル」には、16種類のミネラルがあり、7種類の「多量ミネラル」と9種類の「微量ミネラル」に分けられます。ミネラルは体内で合成できないため、食物からとる必要があります。

 

今回は、不足しがちなミネラルである「カリウム」「カルシウム」「」「亜鉛」についてお話していきます!


カリウム

カリウムは成人の体内に約200g含まれています。大部分は細胞内に存在し、ナトリウムと相互に作用しながら、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たしています。また、神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっており、体液のpHバランスを保つ役割も果たしています。ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂りすぎを調整する役割もあります。

 

 

カリウムを多く含む食材

・刻み昆布

・わかめ

・干しひじき

・切り干し大根

・とろろこんぶ

・パセリなど

カルシウム

カルシウムは、身体の機能の維持、調節に不可欠なミネラルであり、歯や骨などを作る栄養素です。体重の1~2%含まれており、生体内に最も多く存在するミネラルです。カルシウムが不足すると骨や歯が弱くなったり、骨粗しょう症動脈硬化、高血圧などのリスクがあります。また、成長期にカルシウムが不足してしまうと、身長の伸びや十分な体格の成長が期待できなくなることがあります。

 

 

 

カルシウムを多く含む食材

・干しえび

・煮干し

・桜エビ

・ひじき(乾)

・チーズ

・ごまなど

鉄は60~70%血液に、残りは肝臓や骨、筋肉などに存在します。血液が体の隅々まで酸素を運搬したり、筋肉の収縮、コラーゲンを合成したりするのを助ける働きがあります。鉄が不足すると鉄欠乏性貧血や、頭痛や眠気、イライラなどの症状がでる可能性があります。また、これらの症状が鉄不足からくることに気付いていない方が大勢いるので要注意です。

 

 

鉄を多く含む食材

・バジル(粉)

・こんにゃく

・あおのり(乾)

・ひじき(乾)

・豚レバー

 

・鶏レバーなど

亜鉛

亜鉛は成人の体内に約2g存在し、成人では筋肉骨中にほとんど含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの多くの臓器に存在し、さまざまな酵素の構成要素となっています。ホルモンの合成や分泌の調整、DNA合成、たんぱく質合成、免疫反応の調節などに作用し、身体の成長と維持に必要な栄養素です。

 

 

亜鉛を多く含む食材

・牡蠣

・ビーフジャーキー

・豚レバー

・チーズ

・煮干し

 

・塩辛など


最後に

今回は不足しがちなミネラルについてお話ししました。ミネラルは体内では合成できないので食物から摂取する必要があります。ミネラルにはそれぞれ作用が違うので不足しないように注意しましょう!


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