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水の大切さ


こんにちは!

トレーナーの渡邉です!

猛暑が続いており熱中症の危険性が高まっています。今回は、熱中症対策に大切なについてお話していきたいと思います!


体内での水の働き

体内の水分は、栄養分や老廃物を血液中に溶かし運びます。老廃物は血液に溶けた状態で腎臓運搬され、ろ過され尿として排出することで血液成分濃度を一定にしています。また、体内で起こる化学反応は水に溶けた状態で進行することで細胞活動を維持し、体温を調整します。運動などで体温が上昇すると、汗をかき、体表面で蒸発するときに熱を奪うことで体温を維持します。

水の硬度

そもそも硬度とは水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量の指標です。

日本では硬度が100mg/L未満の水を「軟水」、101300mg/L以上の水を「中硬水」、301mg/L以上の水を「硬水」と呼びます。

 

硬水のメリット

硬水にはカルシウムやマグネシウムなどの、ミネラルが豊富に含まれています。食事だけでは不足しがちなミネラルを水分とともに摂取できるメリットがあります。

硬水のデメリット

硬水のデメリットは、主に摂取過多による腸への刺激があげられます。硬水には軟水よりマグネシウムが多く含まれており飲みすぎると腸への刺激が強くなりお腹が緩くなってしまうことがあります。

 

軟水のメリット

軟水のメリットは日本人は飲み慣れているということです。日本の水道水はほとんどが軟水であり、日本で販売されているミネラルウォーターも軟水が多いです。また、肌や髪に優しいので洗顔や洗髪にも適しています。

軟水のデメリット

 

ミネラルが硬水より少ないということです。ミネラルウォーターから多くのミネラルを摂取したい方にはデメリットとなります。

水分補給の目安

身体が一度に吸収できる水分量は、200250mlといわれているのでこまめな水分補給が大切です。人は水分を摂取して尿や汗、便として排出するため22.5の水が必要とされています。しかし、身長や体重などの差や、年齢などによる活動量にも差があるため必要な水の量が違います。

 

1日に必要な水の量を知るための計算式は、体重×年齢で簡単に計算できるので、自分に必要な水の量の目安を確認するために計算してみましょう!

30歳未満:40ml

3055歳:35ml

56歳以上:30ml

25歳で60kgの方だと(60kg×40ml)=2400mlとなります。

 

 

あくまでこの式は目安なので、その日の活動量に合わせて摂取量を変えていきましょう。また、水分補給と考えると「水を飲む」と考えますが、食事からも水分を摂取できるのでその日の食事内容とのバランスを考えながら摂取していきましょう。


最後に

水は生命維持に欠かせないものです。しかし、水分を過剰に摂取しすぎると水中毒の原因になる可能性があります。一度に多量に摂取するのではなく、こまめに水分補給し水分不足や熱中症の対策をしていきましょう!


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