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サボる自分を乗り越える:習慣化のコツ3選

こんにちは!

cortisパーソナルトレーニングジム副店長の進藤弘暉です。

 

新しいことを始める際、一番難しいのは「続けること」です。多くの人が感じるこの悩み、実は習慣化テクニックを駆使することで、解決の道が見えてきます。

 

本記事では、続けられない理由を明らかにし、それを打破するための「習慣化テクニック」を紹介します。

 


はじめに

新しい習慣を身につけることは、人生の質を変える強力な方法の一つです。しかし、多くの人が新しい習慣を始める際、途中で挫折したり続けるのが難しく感じたりします。そんな時、正しい習慣化のテクニックがあれば、夢中で続けられるかもしれません。この記事では、物事を習慣化するためのコツとテクニックを3つ紹介します。新しい習慣を始める勇気を持つすべての方に、成功への第一歩として役立つ情報をお届けします。


サボる自分を乗り越える:習慣化テクニックの深層

習慣化テクニックとは?背景から理解する

習慣化テクニックとは、私たちが目指す行動や目標を日常の中で継続的に行うための手法や方法を指します。これは単に「継続すること」だけではなく、継続しやすくするための心理的、物理的な環境を整えることも含みます。

 

背景として考えると、人は生まれたときから様々な習慣を持っています。幼少期の頃からの習慣や、家族の影響、学校生活、職場の環境など、私たちの行動や思考はこれまでの生活の中で形成されてきた習慣の集合体です。しかし、新しい習慣を取り入れる、もしくは悪い習慣を改善するには、意識的な努力とテクニックが求められます。

続けることの心理的効果:メリットを知る

続けることの心理的効果は非常に大きいです。まず、継続することにより、自分の自信や自己効力感が向上します。例えば、毎日10分間だけ運動を続けた結果、1ヶ月後には体が引き締まってきたと感じると、その成果を実感することができ、さらなる運動へのモチベーションが上がります。

 

また、続けることで得られるメリットは、目に見える形の成果だけではありません。例えば、日常的に英語の勉強を続けることで、外国人とのコミュニケーション能力が向上するだけでなく、新しい文化や価値観に触れることで、視野が広がるという心理的な利点も得られます。

 

継続することのメリットを知ることで、新しい習慣を始める際のモチベーションが上がり、また続けることの大切さを実感することができます。


習慣化テクニックの明確な効果:生活が変わる3つのポイント

効率的な日常:時間の最適化とストレスの軽減

習慣化テクニックを導入することで、日常生活が効率的になります。例えば、毎朝決まった時間に起床し、同じ手順で朝の準備を行うことで、無駄な時間を減らすことができます。また、毎日のタスクを計画的にこなすことで、仕事や家事の進行がスムーズになります。これにより、時間を最適化することができ、余裕のある時間を増やすことが可能となります。さらに、余裕のある生活はストレスの軽減にも繋がり、日常生活の質が向上します。

成果を生む環境:習慣化によるポジティブなサイクルの形成

習慣化は、ポジティブなサイクルを生み出す力を持っています。例えば、運動の習慣を持つことで、体力が向上し、その結果、日常生活での活動も活発になります。このようなポジティブな影響は、他のアクティビティやタスクにも波及し、全体的な生活の質を向上させることができます。継続することで、一つの習慣が生活のさまざまな面で良好な影響を及ぼし、良い環境を作り上げることができます。

自己成長のアクセラレータ:継続する力の魔法

習慣化は、自己成長を加速する強力なツールとなります。新しいことを学ぶ際や新しいスキルを身につける際、継続することの重要性は言うまでもありません。しかし、継続すること自体が一つのスキルと考えると、それを身につけることは、他の多くのことを学ぶ上での強い味方となります。継続する力を持つことで、挑戦の際の不安や恐れを乗り越えることができ、自己成長のペースを高めることができます。


なぜ習慣化が難しい?続けることの障壁とは

意識的努力の限界:継続の難しさを科学的に解析

私たちが何か新しいことを始めるとき、初めのうちは高いモチベーションで意識的な努力を続けることができます。しかし、時間が経つとそのモチベーションは徐々に低下し、継続することが難しくなることが多いです。なぜそうなるのでしょうか?これを科学的に解析してみましょう。

 

脳の仕組みとエネルギー消費:私たちの脳は、新しいことを学ぶときや難しいタスクに取り組むときに多くのエネルギーを消費します。意識的な努力を続けることは、脳にとって非常にエネルギーを要する作業となるため、継続することが難しいのです。

 

報酬とドーパミン:新しいことを始めた際の初期の成功体験は、脳内でドーパミンという物質が放出されることに繋がります。このドーパミンは「気持ちの良い」感覚を引き起こし、私たちを喜ばせます。しかし、同じタスクを続ける中で新鮮さが失われると、このドーパミンの放出量も減少し、モチベーションが低下します。

 

環境との相互作用:私たちが環境の変化や他の誘惑に晒されると、新しい習慣やタスクの継続がさらに難しくなります。例えば、ダイエット中に美味しいケーキを見たり、勉強中に友達からの誘いがあると、それらの誘惑に負けやすくなります。

感情と習慣化:人の行動を左右する感情のメカニズム

私たちの日常の行動や判断は、しばしば感情に大きく影響を受けます。新しい習慣を形成しようとするときも、感情がその成功を助けることがあれば、逆に邪魔することもあります。では、感情が習慣化とどのように関連しているのでしょうか?

 

感情の起源と役割:感情は私たちの経験や環境、さまざまな出来事に基づいて生まれます。これらの感情は、私たちが過去の経験を元に未来の行動を予測する手助けとなります。例えば、以前に失敗したことからくる不安感は、新しいことに挑戦する際のリスクを低減する役割を果たします。

 

感情の波及効果:一度強い感情が生まれると、その感情は私たちの思考や行動に波及します。喜びや興奮は、新しい習慣を楽しみながら継続する動機付けとなることが多いです。一方、恐れや不安は、新しい習慣の継続を避けるか、中断させる可能性があります。

 

感情の認識とコントロール:習慣化のプロセス中には、様々な感情が生じることが考えられます。これらの感情を正確に認識し、適切にコントロールすることで、新しい習慣の継続を助けることができます。自分の感情に気づくこと、それを受け入れること、そしてそれに対する適切な対処方法を見つけることが重要です。


サボる自分を乗り越えるコツ3選

"5分だけ"の法則:小さな一歩から始める習慣化のコツ

新しい習慣を始めるのは簡単ではありません。多くの人が新しい習慣を始めるとき、最初はやる気に満ち溢れているものの、すぐにそのモチベーションが下がり、挫折してしまいます。ここで役立つのが、"5分だけ"の法則です。この法則とは、どれだけ大きなタスクや新しい習慣であっても、最初は「5分だけやってみる」という小さな一歩からスタートする方法です。では、この法則がどのように役立つのでしょうか。

 

始めやすさ:新しい習慣やタスクを始める最大の障壁は、「始めること」そのものです。しかし、「5分だけやってみる」と心に決めることで、その障壁を大きく下げることができます。5分は短い時間なので、取り組みやすくなります。

 

成功体験の積み重ね:5分だけの取り組みが終わった後、その成果を実感することができます。これは小さな成功体験となり、次回の取り組みのモチベーションを高める助けになります。

 

慣れるプロセス:5分だけの習慣化を繰り返すことで、徐々にその習慣が日常の一部として定着してきます。そして、時間が経つにつれて、5分以上の時間をこの習慣に費やすことが自然とできるようになります。

 

柔軟なアプローチ:毎日のスケジュールや体調、気分によって、常に長時間の取り組みが難しいこともあります。しかし、"5分だけ"の法則を取り入れることで、忙しい日でも、疲れているときでも、少しだけ取り組むことができるようになります。

習慣トリガーの活用:習慣を引き出すトリガーの設定方法

習慣とは、特定の行動を繰り返し行うことで身につけられるものですが、その習慣を形成するためには、特定の「トリガー」が役立ちます。習慣トリガーとは、特定の環境や状況、感覚などが引き金となって、習慣的な行動を引き出す要因のことを指します。これをうまく活用することで、新しい習慣の形成をサポートすることができます。

 

場所を特定する

習慣を行う場所を決めることで、その場所にいるだけで習慣を始めるトリガーとすることができます。例えば、読書の習慣をつけたいなら、特定の椅子や場所を「読書する場所」として決めると良いです。

 

時間を定める

毎日同じ時間に習慣を行うことで、時間自体がトリガーとなります。朝起きたらすぐにジョギングをする、といったルーチンを設けることで、時間が来ると自然とその行動を始めるようになります。

 

前の行動をリンクさせる

既存の行動の後に新しい習慣を追加することで、前の行動がトリガーとなります。例えば、歯を磨いた後にストレッチをする、というように連鎖させることができます。

 

感覚を利用する

特定の香りや音楽などの感覚を習慣とリンクさせることで、その感覚を感じると習慣を始めるトリガーとすることができます。例として、勉強を始める前に特定のBGMを流す、などが考えられます。

 

ツールやアイテムを用意する

習慣に必要なツールやアイテムを目に見える場所に置くことで、それを見るだけで習慣を始めるきっかけにすることができます。例えば、フィットネスの習慣をつけたい場合、運動靴を玄関に置いておくと良いでしょう。

フィードバックループの活用:継続のモチベーションを維持する方法

フィードバックループは、行動とその結果を絶えず評価し、次の行動に反映する一連のサイクルを指します。このサイクルを効果的に活用することで、自分の進捗を明確に認識し、モチベーションを維持することができます。以下に、フィードバックループの活用方法を詳しくご紹介します。

 

目標を明確に設定する

まず、具体的な目標を設定します。この目標が、フィードバックループの中心となります。例えば、1ヶ月に3キロ減量する、毎日10ページ読書するなど、明確かつ達成可能な目標を立てます。

 

進捗を定期的に確認する

目標に対する進捗を定期的にチェックします。進捗の確認は、週に1回や日に1回といった頻度で行うと良いでしょう。この確認を通じて、自分がどれだけ目標に近づいているのかを明確にします。

 

反省と調整

進捗の確認を基に、何がうまくいっていて何がうまくいっていないのかを反省します。そして、次の行動に必要な調整を行います。例えば、目標の途中で計画が遅れている場合、原因を特定し、改善策を考えます。

 

小さな成功を祝う

目標に向かっての小さな成功や進捗を祝うことで、モチベーションを維持します。たとえば、1週間連続で読書の習慣を続けたら、好きなものを食べる、新しい本を買うなどのご褒美を設けると良いでしょう。

 

フィードバックを他者からも受け取る

他の人からの意見や評価も、モチベーション維持の一助となります。友人や家族、仲間からの応援やアドバイスは、新たな視点や気づきを提供してくれることが多いです。


習慣化テクニックを実践するための準備

チャレンジの意義を見つける:目的意識を明確にする

私たちが新しいことに挑戦するとき、動機や意義がはっきりしていると、その取り組みは続けやすくなります。チャレンジには必ず理由や背景があり、それを明確にすることで、モチベーションを維持するための燃料となります。以下に、チャレンジの意義を見つけ、目的意識を明確にする方法について詳しく説明します。

 

自問自答を繰り返す

「なぜこのチャレンジを始めたいのか?」と自分自身に問いかけます。最初は浅い理由しか出てこないかもしれませんが、繰り返し自分に問いかけることで、真の意義や動機が見えてきます。

 

ビジョンを描く

未来の自分が、このチャレンジを乗り越えた後、どのような状態になっているかを想像します。そのビジョンが魅力的であれば、それは強い目的意識となります。

 

他者との共有

家族や友人、仲間とチャレンジの意義について話すことで、自分の考えを整理することができます。また、他者の視点や意見も取り入れることができ、より深い理解へとつながることがあります。

 

記録をつける

日記やノートに、チャレンジの意義や目的を書き留めることで、それを常に意識することができます。特に、途中で挫折しそうになったときに、この記録を見返すことで、初心を思い出す手助けとなります。

 

目標を細分化

大きなチャレンジを小さなステップに分け、各ステップに意義や目的を設定します。これにより、全体の目的だけでなく、途中の過程にも意味を持たせることができます。

失敗を恐れずに再挑戦:習慣化の旅は終わらない

私たちの人生には挫折や失敗がつきものです。しかし、これらの経験は習慣化の過程での一時的なつまずきに過ぎません。本当の価値は、失敗から何を学び、どのように前に進むかにあります。以下、失敗を恐れずに再挑戦する心構えとその大切さについて詳しく掘り下げます。

 

失敗は学びのチャンス

失敗は誤った方法や考え方を修正するためのフィードバックです。それを分析することで、次にどう行動すればよいのかのヒントが得られます。失敗を恐れずに、それを学びの材料として活用しましょう。

 

完璧を求めない

全ての事を完璧にこなすことは難しいものです。失敗を避けるために過度なプレッシャーを自分にかけるのではなく、そのプロセスを楽しむことが大切です。習慣化の過程は、完璧を求める旅ではなく、成長の旅です。

 

サポートを求める

一人で挑戦するのは難しい場合があります。友人や家族、専門家からのサポートを受け入れることで、再挑戦の際の不安やプレッシャーを和らげることができます。

 

小さな成功を祝う

再挑戦の過程で、小さな成功や進展を得た際には、それを大切に祝いましょう。それがモチベーションの維持に繋がります。

 

終わりなき旅を受け入れる

習慣化の過程は終わりがないものとして受け入れることが大切です。習慣が形成されたとしても、それを維持し続ける努力や、新しい習慣の形成への挑戦が待っています。

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