こんにちは!
今回は「肩が痛くて動きづらくなった」肩に痛みが!家事がしづらいときは動かしてもいいの?症状や対処法について
書いていきますので最後まで見ていってください!!
はじめに
「家事をしていて肩が痛い」「忙しいけど病院に行ったほうがいいかな?」「自分で改善できる方法ってなにかあるかな?」
こんな悩みを抱えている方におすすめの記事になります。
50代過ぎて、心当たりないけど急に肩が痛くなった・・・・。こんな経験ありませんか?
実は、40代から50代にかけて肩の痛みに悩む人が増えてきます。
老化による筋力低下や使いすぎなどが原因で肩関節に炎症が生じるからです。
安静にしていて改善するものもあれば、病院に受診して専門的な治療を必要とする場合もあるので注意が必要です。
この記事では家事をやっていて肩が痛い原因と、生活での注意点、自分で改善するための方法を解説します。
忙しくて病院に行けないあなたも本記事でおすすめする運動をすることで、悩める肩の痛みが軽くなりますよ。
【家事で肩が痛い!肩の痛みの原因は?】
家のことしかやってないのにだんだん肩が痛くなってくるという人もいます。
「特に重いものを持ったり、負担をかけたわけじゃないのになんで?」と思いますよね?
加齢や筋力低下などさまざまな影響が重なると肩に負担がかかり、痛みとなって出現してきます。
主婦の方でもなりやすい肩の疾患が二つあるので詳しく解説しますね。
①五十肩(肩関節周囲炎)
五十肩というのは一般的な名称で専門的には「肩関節周囲炎」という疾患名になります。簡単に言うと「肩への負担が増加して、関節や関節周辺の組織に炎症が生じている状態」と捉えてください。
五十肩は時期ごとに症状と治療内容が異なるので理解しておきましょう↓
・急性期:痛みが発症してから約2週間までの期間を急性期という。安静時や夜間の痛みも強いので、痛みが引くまで安静にする。
専門医では注射療法や内服薬、外用薬が処方されるのが一般的。
・慢性期:痛みが発症してから2週間~6か月までを慢性期という。痛みが徐々に引いてくるが、関節の可動域は狭い状態。痛みの状態に合わせて自分で動かしたり、理学療法士のもとでリハビリをするなど関節の可動域を広げるような治療を行う。
・回復期:痛みが発症してから6か月経過する時期を回復期という。慢性期よりも痛みが落ち着いているケースが多く、積極的な運動療法で関節可動域を広げ、元通りの生活に戻していく。
※上記に挙げたのは一例です。肩の疾患は回復に個人差があるので、早く軽快する人もいれば、回復に時間がかかる人もいます。
「痛みが全然改善しない」「関節が固まって手が上がらなくなった」このような症状などあれば専門医を受診し、治療を受けるようにしましょう。
②腱板断裂
腱板断裂とは肩を支える腱板というインナーマッスルが傷ついて炎症を起こしている状態の事を言います。
腱板断裂は腱板の一部が傷ついてる状態(不全断裂)と腱板が完全に切れている(完全断裂)とに分けられます。傷ついた腱板は血流が乏しい影響で自然に治癒することはありません。
腱板断裂の治療は保存療法と手術療法に分けられます。
・保存療法:注射療法、運動療法など
・手術療法:関節鏡視下手術、通常手術 ※関節鏡視下手術が一般的です。
腱板の機能やそのほかの筋肉を強くして症状が軽快する場合もありますが、保存療法で進めるか、手術をするかは症状を包括的に判断して主治医が決めます。
「夜間の痛みが引かない」「肩の関節内で引っ掛かりがある」
このような症状は腱板断裂を疑うので専門医を受診しましょう。
【生活での注意点】
「肩が痛いけど誰も家事をやってくれないから自分がやるしかない」
このような悩みを抱える患者様もたくさん見てきました。
肩が痛いからといって休むわけにいかないという方も多いと思います。
すぐに病院に行けないけど、家事をしなければいけないという人は次の項目に注意して生活しましょう↓
①腕を90度以上あげる作業に気を付ける
②重いものは体の近くで持つ
③拭き掃除などはリハビリになる
①~③について詳しく解説しますね。
①腕を90度以上あげる作業に気を付ける
洗濯物を干したり、棚の上のものを取ったり、窓を拭いたりするときは腕を90度以上上げることになります。
肩に痛みがある人は肩の可動域が狭くなっているので、頭上での作業に気を付ける必要があります。
洗濯物などは肩に負担がかからないようになるべく目線より下で作業して、物干し竿にかけるときは反対の手を使います。そうすると痛めている肩を守って生活できますよ。
②重いものは体の近くで持つ
肩に痛みがある場合1キロ以上の物でも持ち方が悪いと痛みが生じます。
腕が体から離れるほど大きな力が必要になるので、重いものはなるべく体の近くで持つか、両手で持つようにしましょう。
特に遠くの物を取ろうとするときは注意してくださいね。
③拭き掃除などはリハビリになる
床の拭き掃除やテーブルを拭く作業は肩の可動範囲を広げるリハビリになります。
リハビリの場面でも「テーブルサンディング」と言ってテーブルを拭く動きを通して肩の可動域を広げる運動療法を行っています。
ポイントは以下の通り↓
・脱力して行うこと
・痛みの伴わない範囲で行うこと
・窓ふきは難易度が高いので注意する
リハビリになるからと言って無理すると悪化する危険があるので気を付けてくださいね。

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【家事で肩が痛い!自分で治す方法は?】
主婦は忙しくて病院に行く暇を作るのも難しいですよね?
ここからは肩の痛みを自分で改善する方法を解説します。
実際にリハビリ場面でもよく指導する内容をピックアップしました。
①広背筋ストレッチ
➁大胸筋ストレッチ
③クロスアームストレッチ
④スリーパーストレッチ
専門用語を並べましたが、図と共に解説するのでご安心下さい。
※すべてのストレッチは30秒~1分を3セット目安に行ってください。ストレッチの強度は「痛いけど気持ちがいい程度」で行いましょう!

①広背筋ストレッチ
肩が痛い、可動域が狭い人で広背筋が硬くなっているケースが非常に多く見られます。
この体操は簡単にできるので寝る前や起きたときのちょっとした時間に行いましょう
引用元:https://nobiru-karada.com/stretch-latissimus-dorsi-muscle-3

➁大胸筋ストレッチ
猫背気味の人は大胸筋が硬くなって肩の可動域が狭くなっています。
大胸筋をストレッチすると肩の動きが楽になるのが実感できるのでぜひ試してみましょう!
引用元:https://nobiru-karada.com/stretch-pectoralis-major-2

③クロスアームストレッチ
このストレッチは肩の後ろ部分を効果的に伸ばすことができます。
肩の後ろは統計的にも硬くなっている人が多いのでしっかりケアしましょう!
引用元:https://nobiru-karada.com/stretch-deltoid

④スリーパーストレッチ
肩の後ろを伸ばすときにこのストレッチも良く指導します。
痛みが伴いやすいストレッチなので慎重に行いましょう!
引用元:https://jishu-tre.online/%E8%82%A9%E9%96%A2%E7%AF%80%E5%BE%8C%E9%9D%A2%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%81/

まとめ
今回は家事をしているときの肩の痛みについて解説しました。
本記事の内容をおさらいすると以下の通りです↓
・肩の痛みの原因は五十肩や腱板断裂を起こしている可能性がある
・家事をする時は肩の痛みが伴わないように工夫する
・ストレッチ中心に肩関節の可動域を広げて症状を緩和させる
安静時や夜間の痛みがひどかったり、痛みの改善が見られない場合は専門医を受診するようにしましょう。
ストレッチは肩の痛みの予防にもなるので、ぜひ行ってくださいね!
Cortisパーソナルジム副店長進藤弘暉
当ブログをご覧いただきありがとうございます!
皆様最後までありがとうございます!
最近一眼レフカメラにはまっている進藤です!
色々なものを撮ってます!!
今回は肩こりについて書きましたがいかがでしたでしょうか!
皆様もぜひやってみてください!