低糖質ダイエットの普及により「糖質は体に悪いもの」というイメージが定着しましたが、筋トレをしている方にとって糖質(炭水化物)は非常に重要な栄養素です。糖質と筋トレの関係を正しく理解しましょう。
筋トレにおける糖質の役割
糖質はグリコーゲンとして筋肉と肝臓に貯蔵され、高強度の筋トレ(無酸素運動)の主要なエネルギー源となります。グリコーゲンが不足した状態でのトレーニングはパフォーマンスが大幅に低下し、挙上重量・反復回数ともに減少します。また糖質摂取はインスリン分泌を促進し、インスリンは筋肉へのアミノ酸取り込みを促進するため、タンパク質の筋肉合成効率を高める働きもあります。極端な低糖質状態(ケトジェニックダイエット)では筋グリコーゲンの枯渇によりトレーニング強度が下がり、高強度の筋肥大刺激を与えにくくなります。筋肉増加と体脂肪減少を同時に目指す場合、糖質を完全に排除するのではなく適切に管理することが最善の戦略です。
筋トレと糖質の適切な摂取タイミング・量
トレーニング前(1〜2時間前)にご飯・オートミール・バナナなどの糖質を摂取することで、グリコーゲンを補充しトレーニングパフォーマンスを最大化できます。トレーニング後30〜60分以内の糖質摂取はグリコーゲン回復と筋タンパク合成を促進し、回復を早めます。必要な糖質量の目安は筋肥大目的で体重×3〜5g/日、ダイエット目的で体重×2〜3g/日です。脂質の摂取を過度に制限しなければ、糖質をこの量で設定しても体脂肪を増やさず筋肉増加を促進できます。cortisパーソナルジムでは、目標に合わせた個別の糖質管理アドバイスを提供しています。
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監修:日原裕太(NSCA-CPT認定パーソナルトレーナー、cortisパーソナルジム代表)

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