「産後に体重が全然戻らない」「産後から体型が全部変わった気がする」「授乳中でもトレーニングできる?」「骨盤が広がったまま」——産後の体型変化は多くのお母さんが抱える深刻な悩みです。
目次
産後の体型変化のメカニズム
①産後のホルモン変化
妊娠中は脂肪蓄積を促進するプロゲステロン・エストロゲンが大量に分泌されます。産後はこれらが急激に低下し、授乳中はプロラクチン(授乳ホルモン)の影響でエストロゲンが低下したままになります。授乳中は特に体が「脂肪を保持しやすい状態」にあります。
②腹筋・体幹の機能低下
妊娠中は腹直筋が左右に広がる「腹直筋離開」が起きます。産後も腹直筋が正しく機能しないまま放置すると体幹が弱くなり、腰痛・お腹のぽっこりが続きます。
③骨盤の変化
分娩時にリラキシン(靭帯を緩めるホルモン)が分泌され骨盤が広がります。産後6ヶ月ほどで骨盤は徐々に閉じますが、適切な骨盤底筋・体幹のリハビリがないと広がった状態が続くことがあります。
産後トレーニングを始める時期の目安
- 産後6〜8週間(1.5〜2ヶ月):医師の許可を得てから。まずは骨盤底筋エクササイズ・軽いウォーキングから
- 産後3ヶ月〜:軽強度の体幹トレーニング・骨盤周りのリハビリ的トレーニングが可能に
- 産後6ヶ月〜:通常の筋力トレーニングが可能になるケースが多い
産後ダイエット・体型回復のステップ
Step1(産後6〜12週):骨盤底筋・体幹の回復
- 骨盤底筋エクササイズ(ケーゲル体操):尿漏れ予防・骨盤底の回復
- ドローイン・腹横筋の再活性化:腹直筋離開の回復を促進
- ウォーキング(20〜30分/日):全身の血流改善・気分転換
Step2(産後3〜6ヶ月):全身の筋力強化開始
- グルートブリッジ・プランク・スクワット(低強度から)
- タンパク質確保・授乳カロリーを考慮した食事管理
Step3(産後6ヶ月〜):本格的なトレーニング
通常のパーソナルトレーニングプログラムを実施し、体重・体型の本格的な改善を目指します。
よくある質問(FAQ)
- Q. 授乳中でもダイエットはできますか?
- A. できますが注意が必要です。授乳中は1日500kcal程度の追加カロリーが必要なため、急激な食事制限は母乳の質・量と自分の健康に影響します。タンパク質・カルシウム・鉄分をしっかり摂りながら緩やかなカロリー管理(-300kcal/日程度)が安全な範囲です。
- Q. 産後1年以上経ってしまいましたが体型は戻りますか?
- A. 戻ります。産後1〜2年でも適切なトレーニングと食事管理で体型改善は十分に可能です。cortisでは産後1〜5年経ってから体型改善を達成した方も多くいます。
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