「体重が変わっていないのに見た目が変わった」——これは筋肉量と体脂肪が同時に変化している状態です。体重だけでなく体組成を測定することがトレーニング管理の重要なポイントです。
体組成測定とは何か?体重との違い
体重:体全体の重量(水分・筋肉・脂肪・骨・臓器すべてを含む)。体組成:体の構成成分の割合→主に「筋肉量(除脂肪体重)」と「体脂肪量」に分けて把握する。なぜ体組成が重要か:例①:体重70kg・体脂肪率15% → 除脂肪体重59.5kg・脂肪10.5kg。例②:体重70kg・体脂肪率25% → 除脂肪体重52.5kg・脂肪17.5kg。同じ体重でもフィジカルは全く別→体重だけでは健康・体型を正確に把握できない。
主な体組成測定方法の比較
InBody(生体インピーダンス法・BIA)
原理:微弱な電流を体に流し、電気抵抗から体脂肪・筋肉量を推定。メリット:手軽・短時間(3〜5分)・コスト低(ジムや病院で測定可能)・全身の部位別(右腕・左脚など)データが取れる。精度:測定誤差±3〜5%程度(条件によって変動)。精度に影響する要因:水分量(食後・運動後・月経前は水分保持で数値が変わる)→同じ条件(起床後・空腹・排泄後)で測ることが重要。
DEXA(二重エネルギーX線吸収法)
原理:2種類のX線を照射→骨密度・脂肪量・筋肉量を精密に分離測定。精度:体組成測定の「ゴールドスタンダード」→InBodyより精度が高い(誤差±1〜2%)。メリット:骨密度も同時測定→骨粗鬆症リスクの評価にも有用。デメリット:医療機関・研究施設に限定、費用が高い(1〜3万円)、微量のX線被曝(航空機搭乗程度)。推奨:研究目的・医療目的・精密管理が必要な競技者向け。
正確なInBody測定のための条件
- 測定前2〜4時間は食事・飲水を控える(食後・水分補給直後は体内水分量が増加→数値がブレる)
- 測定前3時間は激しい運動を控える(運動で水分が失われ筋肉量が低く出る)
- 排泄後に測定(膀胱内の尿が体重・水分量に影響)
- 同じ時間帯に定期的に測定(朝起床後が最も条件を揃えやすい)
- 女性の場合:月経周期を考慮(黄体期は水分保持で数値がブレる)
まとめ
体組成測定で「筋肉量と体脂肪量の変化」を追うことが、トレーニングと食事の効果を正確に評価する唯一の方法です。InBodyは手軽で継続測定に最適。測定条件を統一し月1回のペースでモニタリングすることを推奨します。保土ヶ谷・和田町のcortisでもInBodyによる体組成測定をサポートしています。
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