トレーニングの効果を最大化するには食事のタイミングも重要です。科学的根拠に基づいてプレ・ポストワークアウト栄養を解説します。
目次
プレワークアウト(トレーニング前)栄養
①目的と推奨タイミング
プレワークアウト食の主な目的:①エネルギー確保(グリコーゲン維持)②筋タンパク質分解の抑制③集中力・パフォーマンスの向上。推奨タイミング:トレーニング1〜3時間前の食事が理想的。直前(30分以内)の大量食事は消化器官への血流集中で運動中の不快感(腹痛・吐き気)のリスクがある。空腹状態でのトレーニングは筋タンパク質分解(異化)が進みやすいため、何らかの食事・補食は有益。
②プレワークアウトに摂るべき栄養素
- 炭水化物(糖質):トレーニングの主要エネルギー源→パン・おにぎり・バナナ・オートミール等
- タンパク質:筋タンパク質分解を防ぐ→プロテイン・卵・鶏肉等
- 脂質:消化に時間がかかるためトレーニング直前は少量に抑える
- カフェイン(3〜6mg/kg体重):運動前30〜60分に摂取でパフォーマンス向上に有効
ポストワークアウト(トレーニング後)栄養
①アナボリックウィンドウの再評価
かつては「トレーニング後30分以内にタンパク質を摂取しないと筋肥大しない(アナボリックウィンドウ)」とされていた。しかし近年の研究ではこの「ウィンドウ」はそれほど狭くなく、2〜4時間程度の余裕があるとされている(特にトレーニング前に食事をしていた場合)。ただし空腹でトレーニングした場合や長時間のトレーニング後は、できるだけ早い摂取が望ましい。
②ポストワークアウトに摂るべき栄養素
- タンパク質:20〜40gが筋タンパク質合成を最大化するとする研究が多い(体重・トレーニング強度による)
- 炭水化物:グリコーゲン補充・インスリン分泌によるアミノ酸の細胞取り込み促進
- クレアチン:トレーニング後の摂取も有効とする研究がある(前後どちらでも可)
- 1日のトータルタンパク質量(1.6〜2.2g/kg体重)を確保することが、摂取タイミングよりも重要とする研究が多い
まとめ:タイミングよりトータル量が最重要
最新の研究では、1日のトータルタンパク質・カロリーを確保することがタイミングより重要とされています。ただし、プレ・ポストワークアウトの食事を適切に設計することでパフォーマンスと回復をより最適化できます。保土ヶ谷・和田町のcortisでは栄養指導も含めた総合的なパーソナルトレーニングをご提供しています。
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