「トレーニングをしているのに筋肉が増えない」「お腹の脂肪だけ落ちない」原因の一つがコルチゾールです。このストレスホルモンの科学的なメカニズムを解説します。
目次
コルチゾールとは何か
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモン。身体的・精神的ストレスに応答して分泌され、「闘争か逃走か」反応を支援する。主な作用:①血糖値の上昇(グルコース産生促進)②タンパク質の分解促進(糖新生の材料)③脂肪の動員④炎症の抑制(一時的)⑤免疫の抑制。
トレーニングとコルチゾールの関係
トレーニング自体もコルチゾール分泌を引き起こす。急性反応(トレーニング中〜直後)は正常かつ必要。問題は「慢性的な高コルチゾール状態」:①睡眠不足②過剰なトレーニング量(オーバートレーニング)③過度のカロリー制限④精神的ストレスの持続。
コルチゾールが筋肥大を妨げるメカニズム
- 筋タンパク質の分解を促進(異化作用)→ 筋肉量の低下
- mTOR経路を抑制 → タンパク質合成シグナルを阻害
- 成長ホルモン・テストステロン分泌を抑制
- 腹部への脂肪蓄積を促進(内臓脂肪増加)
- 回復を遅らせる → 次のトレーニングの質が低下
コルチゾールをコントロールする方法
①睡眠を7〜9時間確保(コルチゾールは睡眠不足で急上昇)②トレーニングは45〜75分以内に収める(長時間トレーニングでコルチゾールが上昇し続ける)③適切なカロリー摂取(低カロリーすぎると慢性的に高コルチゾール)④ストレス管理(瞑想・呼吸法)⑤ディロード期間を設ける(2〜4週に1回)。
保土ヶ谷・和田町のcortisでは、オーバートレーニングを防ぎながら最大効果を引き出すプログラム設計を行っています。
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