「最初は順調に体重が落ちていたのに、1〜2ヶ月で体重が全く変わらなくなった」——これは多くのダイエット中の方が経験する「停滞期」です。停滞期は体のメカニズムが原因であり、正しく理解して対処すれば突破できます。
停滞期が起こるメカニズム
①代謝適応(Metabolic Adaptation)
カロリー制限を続けると、体はそれを「飢餓状態」として認識し、エネルギー消費量を自動的に下げようとします(代謝適応)。具体的には:非運動性活動(日常の動き・姿勢)が無意識に減る、基礎代謝が低下する(体重が減ったことによる自然な低下も含む)、消化吸収効率が上がり、同じ食事でも吸収カロリーが増える。これは「意志の問題」ではなく、体の生存メカニズムです。
②筋肉量の低下
カロリー制限のみ(筋トレなし)のダイエットでは、脂肪だけでなく筋肉も分解されます。筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、同じカロリーでも消費が少なくなります。これが「リバウンドしやすい体」になる主な理由の一つです。
③ホルモン変化
長期ダイエットでレプチン(満腹ホルモン)が低下し、グレリン(空腹ホルモン)が上昇。これが「停滞期に食欲が増す」理由です。テストステロン・甲状腺ホルモンも低下傾向になり、代謝を抑制します。
停滞期の正しい対処法
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①カロリー摂取量の見直し(TDEE再計算)
体重が落ちた分、維持カロリー(TDEE)が低下しています。「最初に計算したカロリー制限量」で体重が落ちなくなるのは当然です。現在の体重でTDEEを再計算し、500〜600kcalの制限に設定し直す。
②トレーニング内容の変更
同じトレーニングを続けると体が慣れて消費カロリーが減ります。変化のポイント:重量を増やす、種目を変える(スクワット→ブルガリアンスクワット等)、HIITを追加する、セット数・回数を増やす(ボリューム増)。
③筋トレを追加・強化する
筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、停滞を打破しやすくなります。有酸素のみのダイエットをしている方は、筋力トレーニングの導入が停滞打破に有効です。
④リフィード(カロリーを一時的に増やす)
1〜2日間、炭水化物を中心にカロリーを維持カロリー程度まで増やす「リフィード」を行うことで、レプチンが一時的に回復し、代謝が上がります。脂質は増やさず、炭水化物(低GI食品)を中心に増やすのがポイントです。
⑤体重以外の指標を確認する
体重が変わらなくても体脂肪率・体型・腹囲が改善しているケースがあります。特に筋トレを始めた場合は「体重は変わらないが引き締まっている(筋肉増・脂肪減)」という状況が起こります。体重だけを指標にしないことが重要です。
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まとめ
停滞期は「失敗」ではなく「体の適応」です。TDEE再計算・トレーニング変更・リフィードの活用・筋トレ追加という対処法で停滞は突破できます。保土ヶ谷・和田町のcortisでは、停滞期に合わせたプログラム調整を行っています。ぜひご相談ください。
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