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  3. 登山で疲れにくい脚力・体幹トレ|専門家解説

登山で疲れにくい脚力・体幹トレ|専門家解説

2026 8/30
スポーツパフォーマンス向上 健康・不調改善
2026年8月30日

登山で疲れにくい脚力・体幹トレ|専門家解説

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「登山で疲れにくい脚力・体幹トレ|専門家解説」のテーマとあわせて、著者・日原裕太のKindle書籍をご紹介します。筋トレがメンタルや睡眠にもたらす効果を科学的に解説した、継続するための1冊です。

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メタディスクリプション: 登山・ハイキングで疲れにくい脚力と体幹をつくる筋トレを解説。膝の負担軽減、転倒予防、登山後のケアまで紹介します。

推奨スラッグ: `hiking-strength-training`

登山やハイキングでは、長時間歩く心肺機能だけでなく、登り続ける脚力、下りで身体を支える筋力、不整地でも姿勢を保つ体幹が必要です。平地の散歩だけでは、段差を越える力や下り坂でブレーキをかける力を十分に準備できないこともあります。

この記事では、登山・トレッキングの準備に取り入れたいスクワット、ステップアップ、体幹エクササイズ、バランストレーニングと下山後のケアを、cortisパーソナルジムのトレーナー視点で解説します。運動経験が少ない方も、現在の体力に合う種目から段階的に始めましょう。

目次

登山・ハイキングに筋トレが必要な理由

登山は一定のペースで歩くだけの運動に見えて、実際には「片脚で体重を支える」「段差へ身体を持ち上げる」「傾斜で速度を抑える」という動作の連続です。登りでは大臀筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎが推進力を生みます。一方、下りでは太もも前側の筋肉が伸ばされながら力を出し、膝が急に曲がらないようブレーキをかけます。ザックが重く、行動時間が長いほど負担は積み重なります。

脚が疲れると歩幅が乱れ、つま先が上がりにくくなり、石や木の根につまずきやすくなります。体幹や股関節で姿勢を制御できないと、膝が内側へ入り、足元の変化にも対応しづらくなります。登山の筋トレは筋肉を大きくすることだけが目的ではありません。疲労した状態でもフォームを保ち、登り・下り・段差に対応する余力をつくることが狙いです。特に下山まで脚力を残せるかどうかが、安全性を左右します。

ただし、筋トレだけで登山体力が完成するわけではありません。長く動く有酸素能力、関節の可動性、足場を判断する技術、装備、栄養・水分補給も必要です。全体像は、ピラー記事のスポーツパフォーマンス向上トレーニング完全ガイドも参考にしてください。筋力、持久力、柔軟性、回復を組み合わせる考え方は登山準備にも共通します。

登山体力を支える4要素とセルフチェック

登山準備では、①下肢筋力、②筋持久力、③体幹・バランス、④心肺持久力の4要素を確認します。下肢筋力は大きな段差を上る力、筋持久力はその動作を繰り返す力です。体幹・バランスは傾いた足場や片脚支持で姿勢を戻す能力、心肺持久力は会話できる程度のペースで長く動き続ける能力と考えると分かりやすいでしょう。

自宅では、まず椅子から手を使わず10回立ち座りできるか確認します。次に、低い段差へ左右各10回上り、膝が内側へ入らないか、上体が大きく揺れないかを見ます。壁や椅子の近くで片脚立ちを左右20秒ずつ行い、ふらつきや左右差も確認しましょう。最後に、30〜60分の速歩後と翌日に、痛み、腫れ、強い疲労が増えていないか記録します。これは合否判定ではなく、開始負荷を決める材料です。

登山では、疲れるにつれて動作の質が落ちる点に注意が必要です。回数だけでなく「膝とつま先の向き」「骨盤の傾き」「足裏の接地」「翌日の反応」を見ます。余裕があれば、チェック結果を左右別に記録すると変化を確認しやすくなります。痛みがある方や過去に膝を傷めた方は、スポーツで起こる膝の痛みと復帰トレーニングも確認してください。片脚立ちは、必ず手を添えられる安全な場所で行います。

脚力を高めるスクワットとステップアップ

登山向け筋トレの基本はスクワットです。足を腰幅から肩幅に開き、足裏全体で床を捉え、椅子へ座るように股関節と膝を曲げます。膝はつま先と同じ方向へ向け、背中を無理に反らさず、立ち上がるときに床を押します。8〜12回を2セット、週2回から始めましょう。深さよりも、痛みなく左右均等に動ける範囲を優先します。自重が安定したら、胸の前に軽いダンベルや水入りペットボトルを持ちます。

ステップアップは登山の段差に近い動きを練習できる種目です。10〜20cm程度の安定した台へ片足を乗せ、台上の足で身体を押し上げます。後ろ足で強く蹴らず、骨盤を水平に保つことがポイントです。左右8〜10回を2セット行います。下山への準備には、台から片足をゆっくり下ろすステップダウンも有効です。3秒ほどかけて下降し、膝が内側へ入らない範囲で左右6〜8回。下りに必要な「減速する力」を意識できます。

補助種目として、ヒップリフトで臀部とハムストリングス、カーフレイズでふくらはぎを鍛えます。各10〜15回を2セットが目安です。最後の2〜3回に適度なきつさがあり、フォームを保てる負荷を選びます。すべてを毎回行う必要はなく、最初は3種でも十分です。セット間は60〜90秒休み、呼吸を整えてから再開します。筋肉痛が強く残るなら、回数や台の高さを減らしてください。山行直前には追い込まず、数日前から負荷を軽くして疲労を抜きましょう。

体幹・バランスを整えて転倒を予防する

登山における体幹とは、腹筋運動の回数ではなく、脚が動く間に肋骨と骨盤の位置を保ち、ザックや斜面から受ける力に対応する能力です。最初におすすめしたいのはデッドバグ。仰向けで股関節と膝を90度に曲げ、腰が浮かない範囲で対角の手足をゆっくり伸ばします。左右6〜10回を2セット、息を止めずに行います。次にサイドプランクを左右15〜30秒行うと、片脚支持で骨盤が横へ落ちるのを抑える練習になります。

立位では、椅子や壁のそばで片脚立ちを20〜30秒行います。安定したら、浮かせた脚を前後へ小さく動かす、薄いクッションの上で行うなど、難易度を一つずつ上げます。目を閉じる、極端に不安定な道具へ乗る方法は転倒リスクが高く、初心者が一人で行う必要はありません。山では「ふらつかないこと」だけでなく、ふらついた後に安全な位置へ戻れることも重要です。

スプリットスクワットや、軽い荷物を片手で持って歩くスーツケースキャリーは、左右非対称の負荷に対して体幹を保つ練習になります。20〜30mを左右2回ずつが目安です。足首や股関節が硬いと姿勢で代償しやすいため、スポーツのための柔軟性向上ストレッチも合わせてください。筋力と可動性の両方を整えると、不整地で足を置く選択肢が広がります。

初心者向け6週間の登山準備プログラム

山行の6週間前から準備できるなら、筋トレ週2回と有酸素運動週2〜3回を基本にします。1〜2週目はフォーム習得期です。スクワット、低い台のステップアップ、カーフレイズ、デッドバグ、片脚立ちを各2セット行い、有酸素運動は30分の速歩から始めます。翌日に強い痛みや疲労が残らなければ、3〜4週目はステップダウンとサイドプランクを追加し、速歩を40〜60分へ延ばします。

5週目は実践期です。筋トレは回数をむやみに増やさず、軽い重量か台の高さのどちらか一方だけを上げます。週末には、実際に使うシューズで傾斜や階段を含む60〜120分の歩行を行い、靴ずれ、ザックの揺れ、補給のタイミングも確認します。ザックは本番より軽い重量から始め、翌日の膝や足首の状態を見ながら増やします。6週目は調整期として運動量を減らし、筋肉痛を残さず本番へつなげます。

筋トレの負荷、有酸素運動の時間、ザック重量を同じ週にすべて増やすと、どの刺激で不調が出たのか判断しにくくなります。「一度に変えるのは一つ」が基本です。久しぶりに運動する方は、社会人が怪我なくスポーツを再開する方法も参考になります。準備が2週間しかない場合は急に追い込まず、コースの難易度や行動時間を下げる判断も安全な登山戦略です。

登山前後の準備運動と下山後のケア

登山前は、長く伸ばし続けるストレッチだけでなく、体温を上げながら関節を動かします。足首回し、かかとの上げ下げ、股関節の曲げ伸ばし、浅いスクワット、低い段差でのステップを各8〜10回行い、最初の10〜15分は意識してゆっくり歩きます。寒い日や早朝は筋肉が温まるまで時間がかかるため、登山口で急に大股にならないことが大切です。歩幅を小さくし、足裏全体で静かに接地するとペースを作りやすくなります。

行動中は、喉が渇く前の水分補給と、長時間になる場合の糖質・塩分補給を計画します。下りで脚が震える、膝を支えにくい、何度もつまずくときは疲労のサインです。休憩を取り、歩幅を小さくし、必要に応じて計画を短縮してください。トレッキングポールは負担を分散する助けになりますが、長さや操作を事前に平地で練習しておきましょう。

下山直後は5〜10分の軽い歩行で急に動きを止めず、水分と食事を補います。強く揉む、痛みを我慢して深く伸ばすケアは避け、落ち着いてからふくらはぎ、太もも前後、臀部を20〜30秒ずつ穏やかにストレッチします。睡眠まで含めて回復計画を立ててください。詳しくはスポーツ後の疲労回復を早めるリカバリーケアもご覧ください。痛みや腫れが続く場合は運動で押し切らず、医療機関へ相談します。

膝の負担を減らすフォームと安全上の注意

膝の負担を考えるときは、膝を動かさないのではなく、股関節、膝、足首で衝撃を受け止められる状態を目指します。スクワットやステップダウンでは、膝をつま先とおおむね同じ方向へ向け、足裏の親指側・小指側・かかとで床を捉えます。上体を完全に垂直へ固定する必要はありません。股関節から適度に前傾し、お尻と太ももへ負荷を分散します。下山では膝を伸ばし切ったまま着地せず、小さな歩幅で重心の急落を抑えます。

筋肉の張りや息が弾む感覚と、関節の鋭い痛みは分けて考えます。鋭い痛み、引っかかり、膝崩れ、目立つ腫れ、熱感、しびれがある場合は運動を中止してください。転倒後に体重をかけられない、変形がある、腫れが急速に強くなる場合は、早めの医療評価が必要です。パーソナルトレーニングは診断や治療の代わりではありませんが、医療上の問題がない範囲で、フォームや負荷調整によって安全な身体づくりをサポートできます。

雪面や斜面でのバランスづくりには、スキー・スノーボードの膝・体幹・バランストレーニングも参考になります。かかと周辺に不安がある方は、アキレス腱炎の予防と改善エクササイズもご確認ください。痛みを我慢して量を増やすより、現在地を評価し、回復を挟みながら進めることが、長く山を楽しむ土台になります。

登山・ハイキング筋トレのよくある質問

Q1. 登山の筋トレは週何回が目安ですか?

初心者は週2回から始めると、回復日を確保しながら継続しやすいでしょう。同じ部位を高い負荷で連日鍛える必要はありません。筋肉痛、睡眠、仕事の疲労、歩行練習との兼ね合いを見て調整します。1回20〜40分でも、正しいフォームで続けることが大切です。

Q2. 登山の何週間前から準備すればよいですか?

目安は6〜8週間前ですが、体力やコースによって異なります。運動習慣がない方、標高差が大きいコース、重いザックを背負う方は、より余裕を持ちましょう。直前の追い込みでは体力が急に完成せず、疲労や筋肉痛が残る可能性があります。

Q3. スクワットだけでも登山対策になりますか?

スクワットは有効な基礎種目ですが、それだけでは十分ではありません。段差に近いステップアップ、下りを想定したステップダウン、片脚バランス、体幹、有酸素運動を組み合わせます。実際のシューズとザックを使う歩行練習も欠かせません。

Q4. 膝に不安があっても筋トレできますか?

状態によって可能ですが、原因を自己判断しないことが大切です。椅子からの立ち座りや浅いスクワットなど、症状が増えない範囲から始めます。腫れ、熱感、膝崩れ、安静時痛がある場合や、運動翌日に悪化する場合は医療機関へ相談してください。

Q5. ウォーキングだけでは足りませんか?

平地歩行は心肺持久力の土台になりますが、急な登りの推進力、下りの制動力、大きな段差や片脚支持への刺激は不足しやすい運動です。階段や緩い坂を段階的に取り入れ、週2回程度の筋トレと組み合わせると、山で求められる動きに近づけられます。

Q6. 自宅トレーニングとジムの違いは何ですか?

自宅は継続しやすい一方、フォームや左右差を自分で判断しにくい場合があります。ジムでは第三者が動作を確認し、台の高さ、重量、回数、休憩を個別に調整できます。登山初心者や既往歴がある方は、最初に評価を受けると準備の優先順位を整理しやすくなります。

横浜・保土ヶ谷で登山に向けた体づくり

cortisパーソナルジムでは、登山やハイキングを安全に楽しみたい方に向けて、姿勢、スクワット、片脚支持、股関節・足首の可動域、体幹バランスを確認し、一人ひとりに合うメニューを提案します。「下りで膝が不安」「長時間歩くと脚が上がらない」「初めての山に向けて何をすればよいか分からない」といった悩みも、コースや山行日、運動歴を踏まえて整理できます。

横浜市保土ヶ谷区のcortisは、相鉄線・和田町駅から徒歩1分。和田町周辺で仕事帰りや休日に通いやすい完全個室の環境です。トレーナーがフォームを見ながら、スクワットの深さ、ステップ台の高さ、ザックを想定した負荷、回復日まで調整します。一律にきついメニューを行うのではなく、現在の体力から本番までの段階を組み立てるため、運動初心者もご相談いただけます。

次の山行を「何とか歩き切る日」ではなく、景色や会話まで楽しめる日に変えませんか。横浜・保土ヶ谷・和田町で登山の脚力・体幹づくりを始めたい方は、cortisパーソナルジムの体験トレーニングへお越しください。動作の癖や現在の体力を確認し、目標の山と日程から逆算した準備を一緒に始めましょう。

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