テニス肘予防筋トレ|専門家監修
メタディスクリプション:テニス肘・外側上顆炎の原因、前腕ストレッチ、筋トレ、再発予防を横浜・保土ヶ谷の専門家が解説。
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テニスでバックハンドを打つたびに肘の外側が痛む。ラケットを握る、ペットボトルを開ける、パソコン作業でマウスを使うだけでも違和感が出る。このような状態は、一般的に「テニス肘」と呼ばれる外側上顆炎が関係していることがあります。
テニス肘は、テニス選手だけに起こるものではありません。繰り返し手首を反らす動作、強く握る動作、前腕に負担が集中するフォーム、仕事や家事での反復使用などが重なることで、肘の外側にストレスが蓄積しやすくなります。NHSでも、テニス肘への対応として手首・前腕のストレッチや筋力強化が紹介されています。nhs.uk
この記事では、横浜・保土ヶ谷・和田町エリアで運動指導を行うcortisパーソナルジムの視点から、テニス肘の原因、悪化を防ぐ考え方、前腕伸筋群のストレッチ、再発予防を目指す筋トレ、テニス復帰時の注意点までをわかりやすく解説します。
この記事は 2026年5月27日 に最終更新されました。情報の正確性を保つため定期的に見直しています。
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テニス肘とは?外側上顆炎で起こる肘外側の痛み
テニス肘とは、肘の外側にある「外側上顆」周辺に痛みが出る状態を指す通称です。正式には外側上顆炎と呼ばれることが多く、特に手首を反らす筋肉である前腕伸筋群に負担がかかり続けることで、肘外側の腱付着部にストレスが集まりやすくなります。
代表的な症状は、ラケットを握る、バックハンドを打つ、タオルを絞る、ドアノブを回す、荷物を持ち上げる、パソコンのマウスを長時間使うといった場面での肘外側の痛みです。テニスをしていない人でも、デスクワーク、調理、工具作業、育児、スマホ操作などで前腕を酷使している場合、似たような違和感が出ることがあります。
重要なのは、痛みの場所だけを見て「肘だけの問題」と考えないことです。実際には、手首の使い方、握力の入れ方、肩甲骨の安定性、体幹の回旋、下半身から上半身への連動性などが関係します。肘は小さな関節ですが、ラケットスポーツでは全身の力を最終的に伝える通過点でもあります。
そのため、テニス肘の予防や改善をサポートするには、肘を休ませるだけでなく、前腕・肩・肩甲骨・体幹まで含めた動作改善が大切です。スポーツ全体の体づくりについては、ピラー記事のスポーツパフォーマンス向上トレーニング完全ガイドもあわせて確認すると、競技別の筋トレや怪我予防の考え方を整理しやすくなります。
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原因は前腕の使いすぎだけではない
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テニス肘の原因として最もイメージされやすいのは、前腕伸筋群の使いすぎです。特に手首を反らす、ラケットを強く握る、インパクトで手首がぶれるといった動作では、肘外側に付着する筋腱へ反復的な負荷がかかります。負荷が回復を上回る状態が続くと、痛みや違和感につながりやすくなります。
ただし、実際の現場では「前腕だけが弱い」というより、全身の連動不足が肘への負担を増やしているケースも少なくありません。たとえば、体幹の回旋が不足していると、ボールを打つ瞬間に腕だけでラケットを振りやすくなります。肩甲骨がうまく動かないと、肩から肘、手首へ力を逃がせず、肘周辺に過剰なストレスが集中します。
また、グリップサイズが合っていない、ガットのテンションが高すぎる、フォームが手打ちになっている、練習量が急に増えた、ウォーミングアップ不足のまま強度の高いラリーを始めるといった要因も関係します。AAOSは、テニスの怪我予防としてウォームアップとストレッチの重要性を示しており、冷えた筋肉は怪我につながりやすいと説明しています。オルソインフォ
cortisパーソナルジムでは、横浜・保土ヶ谷・和田町周辺でスポーツを楽しむ社会人の方に対して、痛みのある部位だけでなく「なぜそこに負担が集まったのか」を確認します。テニス肘は前腕の問題でありながら、同時にフォーム、肩甲骨、体幹、股関節、練習計画の問題でもあるためです。
まず確認したい悪化サインと運動中止の目安
テニス肘の予防・改善をサポートするうえで、最初に大切なのは「痛みを無視して筋トレを進めないこと」です。筋トレは再発予防に役立つ可能性がありますが、強い痛みがある状態で無理に負荷をかけると、かえって前腕伸筋群へのストレスが増えることがあります。
目安として、安静時にもズキズキ痛む、肘の外側が熱っぽい、腫れがある、握力が明らかに落ちている、物を落としやすい、しびれがある、夜間痛がある、数週間たっても改善傾向がない場合は、自己判断で運動を続けず、整形外科や専門家に相談してください。特にしびれや感覚異常を伴う場合は、神経由来の問題が関係することもあるため注意が必要です。
運動中の痛みは、0〜10の主観的な痛みスケールで管理すると判断しやすくなります。軽い張りや違和感程度で、翌日に悪化しない範囲であれば調整しながら行える場合があります。一方、動作中に鋭い痛みが出る、終わった後に痛みが長引く、翌日に日常動作がつらくなる場合は、負荷・回数・可動域を見直す必要があります。
また、テニス肘は肘だけでなく、野球やゴルフなど他競技の肘障害とも共通点があります。肘の痛み全般のケアを深く知りたい方は、野球の肩・肘の痛みを防ぐケアとトレーニングや、内側の肘痛を扱ったゴルフ肘の予防と改善エクササイズも参考になります。
前腕伸筋群のストレッチで肘への負担を減らす
テニス肘の予防では、前腕伸筋群の柔軟性を保つことが重要です。前腕伸筋群は、手首を反らす、指を伸ばす、ラケットを安定して握るといった動作に関係します。この筋群が硬くなり、常に緊張した状態になると、肘外側の腱付着部に引っ張りストレスがかかりやすくなります。
基本のストレッチは、肘を伸ばした状態で手の甲を前に向け、反対の手で手首をゆっくり曲げる方法です。前腕の外側から肘付近に心地よい伸びを感じる範囲で、20〜30秒ほど保持します。痛みを我慢して強く引っ張る必要はありません。伸び感はあるが、鋭い痛みはない範囲を守ることが大切です。
次に、手首だけでなく指の伸筋にも刺激を入れるため、軽く拳を握った状態で同じように手首を曲げる方法もあります。通常のストレッチより前腕外側の伸びを感じやすくなるため、痛みが強い時期は無理をせず、軽い範囲から始めます。
テニス前には、静的ストレッチだけでなく、手首をゆっくり回す、グーパー運動を行う、軽いラケットスイングで血流を上げるなど、動的な準備も有効です。競技前後のストレッチの考え方は、スポーツのための柔軟性向上ストレッチで詳しく解説しています。柔軟性は「やわらかければよい」のではなく、競技動作に必要な可動域を安全に使えることが重要です。
再発防止を目指す筋トレは等尺性から始める
痛みがある程度落ち着いてきたら、再発予防を目指して前腕伸筋群の筋力を段階的に高めます。近年の運動療法では、外側上顆炎に対して手首伸筋群の等尺性・短縮性・伸張性の抵抗運動を用いることが推奨されています。JOSPTの臨床実践ガイドラインでも、手首伸筋群への治療的抵抗運動が示されています。日本理学療法士協会
最初に取り入れやすいのは、等尺性トレーニングです。肘を90度程度に曲げ、手の甲を上に向けます。反対の手で軽く押さえながら、痛みのない範囲で手首を反らそうとします。実際には手首を動かさず、5〜10秒ほど力を入れてから緩めます。これを5回程度から始め、翌日の反応を見ながら回数を調整します。
次の段階では、軽いダンベルやペットボトルを使ったリストエクステンションを行います。前腕を太ももや台の上に置き、手首だけをゆっくり反らして戻します。特に戻す局面をゆっくり行う伸張性トレーニングは、腱への段階的な負荷として用いられることがあります。AAFPのレビューでも、外側上顆炎を含む腱障害に対して伸張性エクササイズが有効とされています。AAFP
ポイントは、軽い負荷から始めることです。いきなり重いダンベルを使うより、500mlペットボトルや1kg未満の軽負荷でフォームを整え、痛みの反応を見ながら進めます。回数は10〜15回を1〜2セットから始め、問題がなければ少しずつ増やします。
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肘だけでなく肩甲骨・体幹も鍛える
テニス肘の再発を防ぐには、前腕だけを鍛えるだけでは不十分です。テニスのスイングでは、下半身で作った力を体幹の回旋で上半身へ伝え、肩甲骨、肩、肘、手首、ラケットへと連動させます。この流れが崩れると、最後の出口である肘や手首に過剰な負担が集まります。
特にバックハンドで腕だけを振るクセがある方は、体幹回旋と肩甲骨の安定性を見直す必要があります。肩甲骨が不安定だと、インパクト時に肘から先でラケット面を無理に調整しやすくなります。その結果、前腕伸筋群が過剰に働き、肘外側にストレスがかかりやすくなります。
おすすめは、チューブローイング、フェイスプル、外旋トレーニング、デッドバグ、パロフプレス、サイドプランクなどです。これらは、肩甲骨の安定、体幹の抗回旋、腕を振る土台づくりに役立ちます。テニスのサービスやスマッシュで肩周辺の負担が気になる方は、テニスのサービス・スマッシュを強化する肩・体幹トレーニングもあわせて読むと、上半身全体の使い方が理解しやすくなります。
また、テニスは止まる、切り返す、踏み込む、回旋する競技です。フットワークが遅れると、腕だけでボールに合わせる場面が増えます。肘への負担を減らすには、下半身と体幹で打点に入れる体づくりも必要です。俊敏性を高めたい方は、アジリティ・瞬発力を高めるトレーニングも参考にしてください。
テニス復帰時は練習量とラケット操作を段階的に戻す
痛みが軽くなってきたからといって、すぐに以前と同じ練習量へ戻すのはおすすめできません。テニス肘は、肘外側への負担が蓄積して起こりやすいため、復帰時こそ段階的な負荷管理が重要です。AAOSのエクササイズプログラムでも、筋持久力を高め、反復ストレスへの抵抗性を改善することが初期目標として示されています。オルソインフォ
復帰の目安としては、まず日常生活での痛みが落ち着き、握る・持つ・手首を反らす動作で強い痛みが出ないこと。次に、軽い素振り、ショートラリー、球出し、通常ラリー、サーブ練習、試合形式という順番で戻していきます。いきなり長時間のゲーム練習や強打を再開すると、前腕の負荷が急増しやすくなります。
フォーム面では、手首だけでラケット面を作らないこと、グリップを必要以上に強く握らないこと、打点が遅れた状態で無理に返球しないことが大切です。ラケットの重さ、グリップサイズ、ガットテンションも肘への負担に影響するため、違和感が続く場合は専門店やコーチに相談するのも一つの方法です。
練習後は、前腕ストレッチ、軽いアイシング、睡眠、たんぱく質を含む食事などで回復を整えましょう。疲労が抜けない状態で連日プレーすると、肘への小さなストレスが積み重なります。競技後の回復については、スポーツ後の疲労回復を早めるリカバリーケアでも詳しく解説しています。
cortis式・テニス肘予防プログラム例
ここでは、テニス肘の再発予防を目指すための基本プログラム例を紹介します。痛みが強い場合や診断を受けている場合は、医師・理学療法士・専門家の指示を優先してください。運動中に鋭い痛みが出る場合は中止し、負荷を下げることが大切です。
まずウォームアップとして、手首回し、肘の曲げ伸ばし、肩甲骨回しを各30秒行います。次に前腕伸筋群ストレッチを20〜30秒、左右それぞれ2セット行います。その後、等尺性リストエクステンションを5〜10秒×5回、軽負荷リストエクステンションを10回×1〜2セット行います。慣れてきたら、戻す局面を3秒かけるなど、動作を丁寧にします。
続いて、チューブローイング10〜15回、外旋トレーニング10回、デッドバグ左右10回、サイドプランク20秒を組み合わせます。これにより、前腕だけでなく肩甲骨と体幹の安定性も同時に高めます。週2〜3回を目安に、プレー量や痛みの反応に合わせて調整しましょう。
社会人が久しぶりにテニスを再開する場合は、筋肉や腱だけでなく、心肺機能、柔軟性、反応速度も落ちていることがあります。無理なく競技へ戻す考え方は、社会人が久しぶりにスポーツを再開する方法も役立ちます。横浜・保土ヶ谷・和田町駅周辺でテニスやラケットスポーツを再開したい方は、まず「今の体で安全に動ける範囲」を把握することから始めましょう。
よくある質問
Q1. テニス肘は筋トレで改善をサポートできますか?
筋トレは、テニス肘の再発予防や負荷に耐えられる前腕づくりをサポートする方法の一つです。ただし、痛みが強い時期に無理な筋トレを行うと、肘外側へのストレスが増えることがあります。まずは痛みの程度を確認し、等尺性トレーニングや軽いストレッチから始めるのが安全です。必要に応じて医療機関や専門家に相談してください。
Q2. テニスを休めば自然に良くなりますか?
一時的に負担を減らすことで痛みが落ち着く場合はあります。しかし、フォーム、握り方、肩甲骨や体幹の弱さ、練習量の急増といった原因が残っていると、再開後に違和感が戻ることがあります。休むだけでなく、前腕の柔軟性、筋力、全身の連動性を見直すことが再発予防につながります。
Q3. ストレッチは毎日しても大丈夫ですか?
強い痛みが出ない範囲であれば、軽い前腕ストレッチを日常的に行うことは取り入れやすい方法です。ただし、痛みを我慢して強く伸ばす必要はありません。特に肘外側に鋭い痛みが出る場合は、可動域を小さくするか中止してください。テニス前は動的な準備、テニス後は静的ストレッチを中心に行うと整理しやすくなります。
Q4. サポーターやバンドは使った方がよいですか?
前腕用のバンドやサポーターは、プレー中や日常動作での負担軽減に役立つ場合があります。AAOSでも、前腕後面に装着するブレースが症状軽減を助ける可能性について説明しています。オルソインフォ ただし、サポーターは根本的な筋力や動作の代わりになるものではありません。負担管理とトレーニングを組み合わせることが大切です。
Q5. どのくらいでテニスに復帰できますか?
復帰時期は、痛みの程度、競技レベル、練習頻度、仕事での前腕使用量、年齢、回復状態によって異なります。日常生活での痛みが落ち着き、軽い素振りや短時間のラリーで翌日に悪化しないことを確認しながら段階的に戻すのが基本です。焦って試合形式に戻すより、ショートラリーや球出しから再開する方が安全です。
Q6. テニス肘とゴルフ肘は何が違いますか?
一般的に、テニス肘は肘の外側、ゴルフ肘は肘の内側に痛みが出やすいとされています。テニス肘は手首を反らす前腕伸筋群、ゴルフ肘は手首を曲げる前腕屈筋群への負担が関係しやすい点が違いです。ただし、どちらも握る・振る・繰り返す動作が関係するため、前腕だけでなく肩甲骨や体幹の使い方も見直す必要があります。
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❓ よくある質問(FAQ)
Q.パーソナルジムとは何ですか?
A.パーソナルジムとは、専属トレーナーがマンツーマンで指導するトレーニング施設です。個人の目標・体力・生活習慣に合わせたプログラムを提供し、効率よく結果を出せるのが特徴です。
Q.パーソナルジムの料金はどのくらいですか?
A.パーソナルジムの料金は月額2〜10万円程度が一般的ですが、cortisジムは都度払い制のため月縛りなし。必要な分だけ利用できます。
Q.パーソナルジムは初心者でも大丈夫ですか?
A.はい、パーソナルジムは初心者こそ最適です。トレーナーが正しいフォームから丁寧に指導するため、怪我のリスクを抑えながらトレーニングをスタートできます。
Q.無料体験はありますか?
A.cortisジムでは初回無料体験を実施しています。当日予約もOKです。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ|テニス肘は前腕と全身連動の両方から整える
テニス肘・外側上顆炎の予防と改善サポートでは、前腕伸筋群のストレッチと筋力強化が重要です。しかし、肘だけを鍛えるのではなく、肩甲骨、体幹、下半身、フォーム、練習量まで含めて整えることで、肘に負担が集中しにくい体の使い方を目指せます。
特に社会人テニスでは、仕事で前腕を使い、週末に急に強度の高いプレーを行うことで、肘へのストレスが増えやすくなります。横浜・保土ヶ谷・和田町・和田町駅周辺でテニスやラケットスポーツを長く楽しみたい方は、痛みが出てから対処するだけでなく、日頃から再発予防の筋トレとコンディショニングを取り入れましょう。
cortisパーソナルジムでは、テニス肘の予防、前腕・肩甲骨・体幹の強化、スポーツ復帰に向けた段階的なトレーニング設計をサポートしています。横浜・保土ヶ谷エリアで「肘に不安があるけれど、テニスを続けたい」「再発を防ぎながら筋トレしたい」という方は、まずは体験トレーニングで現在の動きと負担のかかり方を確認してみてください。
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この記事を書いたトレーナー
日原 裕太(ひはら ゆうた)
NSCA-CPT認定パーソナルトレーナー / cortisジム代表
10年以上のトレーニング指導歴。ダイエット・筋力アップ・スポーツパフォーマンス向上を専門とし、延べ500名以上のお客様を指導。「継続できるプログラム」と「科学的根拠に基づいた指導」をモットーに、横浜・銀座で活動中。
保有資格:NSCA-CPT・日本体育協会公認スポーツリーダー
NSCA-CPT認定
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