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今回は、サウナが健康に与える効果について解説していきます。
近年、サウナを利用すると「ととのう」という言葉が広がり、
サウナを利用する方が増えていますよね。
しかし、どんな方でも同じサウナの入り方をしていると
健康被害になりかねない場合もあります
この記事でわかること
- サウナの基本的な入り方
- サウナの効果
- サウナのダイエットへの効果
- サウナを利用する際の注意点
について解説していきます。
健康やダイエットのためにサウナを利用しようと考えている方に必見です。
アドバイザーが推奨するサウナの基本的な入り方
まず初めに、初心者の方のためにサウナの基本的な入り方を解説していきます。
おすすめする入り方として以下の6つの順番で入っていきましょう。
・水分を補給する
・体を綺麗にする
・入浴前に体を温める
・サウナに入る
・体をクールダウンする
・外気浴をする
水分を補給する
サウナに入る前はしっかり水分を補給しましょう。
サウナでは大量の汗をかきます。
入浴をする前には、喉の乾きがないかもしれませんがサウナに入浴して汗をかくことを考慮してください。
また目安は、最低でもコップ1杯程度は摂取しましょう。
体を綺麗にする
サウナに入る前は、洗い場で体を綺麗にしましょう。
これは、サウナの効果というよりもマナー的な要素が高いです。
あまり汚れていないと感じている方でも、1日生活をしていると体は汚れています。
サウナは、自分だけではなく多くの方が利用しますので気持ちよく使用できるように心がけましょう。
また、体を洗った後は水分をタオルで拭いてから入浴し効率よく体が温まるようにするのが良いです。
入浴前に体を温める
サウナに入る前には、体を温めることがおすすめです。
サウナは高温とはいえ、体が冷えていると体の芯まで温まるのに時間がかかります。
サウナに入る
前述で紹介した準備をおこなったら、サウナに入浴しましょう。
サウナは長い時間入っていなければならないとイメージを持っている方もいるかと思いますが、実際に入るのは1回5分から10分程度で大丈夫です。
短い間でも息苦しさを感じてしまう場合は、サウナ内で温度が低い場所を探して移動するのもおすすめします。
体をクールダウンする
サウナでの入浴が終わったら、体をクールダウンしましょう。
水風呂を利用する場合は、大体1〜2分で問題ありません。
また、水風呂は冷たいので刺激が強く苦手と感じている方も多いのではないでしょうか?
水風呂はリラックス効果を得るためのものなので、決して水風呂出なければいけないということはありません。
水風呂が苦手な方はシャワーなどでクールダウンするのもおすすめします。
外気浴をする
サウナでの入浴が終わったら、外気浴をしましょう。
外気浴は、全身の汗や水分を蒸発させることで皮膚温度を下げて、体温をととのえることができます。
自分にとって心地のよい環境で、椅子や寝そべったりして休憩すると体がリラックスします。
サウナの基本的な入り方で注意しなければならないのが
健康に配慮した方法と入浴マナーです。
周りの利用者にも配慮した入浴をしましょう。
サウナが健康に与える効果は?
サウナに入ることで得ることができる健康への効果は、以下の7つがあります。
・疲労回復
・ストレス解消
・安眠効果
・自律神経が整う
・血圧を下げる
・肩こりや筋肉痛の改善
・ヒートショックプロテイン(HSP)が増加する
疲労回復
サウナは疲労回復に効果的です。
高温環境にあると体の血行が促進されて、筋肉の緊張が緩和されることで肉体疲労が回復します。
また、汗をかくことはデトックス効果もあり、体内の老廃物が汗とともに体外に放出されます。
ストレス解消
サウナはストレス解消に効果的です。
高温の環境ではリラックス効果を得ることができ、副交感神経が優位になります。
そして心身がリラックスしてストレスが軽減され、体の緊張感や不安は軽減されます。
また、サウナ内で深呼吸するのがおすすめです。
サウナ内で深呼吸することによって、体全体に酸素が行きわたり精神的な安定とリフレッシュ効果を得ることができます。
安眠効果
サウナを利用することで安眠効果を得ることができます。
サウナで温まった体の体温がゆっくりと下がることで、副交感神経が活性化されてリラックス状態になります。
この状態が、寝つきが良くなる要因です。
さらに、サウナに入ることで血行が促進されて筋肉が緩和されることでリラックスし、深い睡眠を得ることができます。
自律神経が整う
自律神経を整わせるのには、サウナとその後の水風呂が効果的です。
サウナで温まった後に、水風呂で急激に体を冷やすことで血管が収縮して、体温をもとに戻そうとする働きをするときに血行が促進されます。
急激な血流の変化は、体内に溜まった老廃物を効果的に輩出して筋肉の疲労を軽減してくれます。
そして、体が冷却されると自律神経が刺激されリフレッシュ効果を得ることが可能です。
血圧を下げる
サウナは血圧を下げるのに効果的です。
サウナに入浴し体が温まると、血管が拡張して血流が良くなり血圧が一時的に低下します。
そして、サウナと水風呂を交互に入ることによって血管の収縮と拡張が繰り返されて血管の柔軟性が向上します。
しかし、高血圧の持病を持っている方がサウナを利用する場合は、かかりつけの医師に相談してからサウナを利用しましょう。
肩こりや筋肉痛の改善
サウナは肩こりや筋肉痛の改善に効果的です。
サウナの温度によって、体が温まることで血行が促進されて筋肉に酸素と栄養が供給されます。
そして筋肉の緊張が緩和され肩こりや筋肉の痛みは和らいで、リラックスすることが可能です。
また、汗とともに体内の老廃物が排出されることで筋肉の痛みの回復も早くなります。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増加する
サウナに入ることでHSPが増加することが期待できます。
HSPとは、体が高温の際に生成される細胞を保護、修復する効果があるたんぱく質です。
そして、HSPが生成されると細胞がストレスから守られるだけではなく、損傷した細胞の修復や再生が促進されます。
細胞の修復や再生が促進されることによって、免疫の向上や疲労回復が進んで体全体の健康が向上します。
サウナを利用することによって健康効果を多く得ることができます。
サウナは健康にとても良いんですよ!
なぜ、サウナはダイエットに効果があるのか?
サウナは、ダイエットに効果があります。
ダイエットに効果がある内容として以下の3つが考えられます。
・新陳代謝の改善
・老化を抑制
・むくみの改善
新陳代謝の改善
サウナは、新陳代謝が改善されることでダイエットの効果が期待できます。
サウナで体温が上昇すると、体は体温を調節するためにエネルギーを消費して代謝が良くなります。
そしてエネルギー消費が増えると脂肪の燃焼が進むとともに、発汗によって老廃物が排出されます。
老廃物が排出されることで体内の代謝機能が活性化するので定期的にサウナを利用しましょう。
老化を抑制
サウナはダイエット、おもにアンチエイジングに効果があります。
サウナに入ることで体の体温が上昇して血流が促進します。
そして、発汗によって老廃物や毒素が排出されて肌の調子が整い、アンチエイジングに効果的です。
また、HSPが生成されることによって、細胞が保護されて老化を遅らせることができます。
むくみの改善
サウナはダイエットに加えて、むくみの改善にも効果的です。
サウナで体を温めることで血行やリンパの流れが促進されて、大量に汗をかくことにより体内に溜まった水分や塩分を排出することができます。
むくみの原因は塩分の過剰摂取と言われていますので、老廃物が排出されることにより体がすっきりします。
サウナに入ることで老廃物が排出され
ダイエットに効果があるとされていますよ。
サウナを利用するときの注意点
サウナは健康に良いですが、入浴する上で注意しなければならないポイントがあります。
注意しなければならないポイントは以下のとおりです。
・心臓へ負担がかかる
・脱水症と熱中症の可能性
・ヒートショックに注意
心臓へ負担がかかる
サウナに入浴する際に注意しなければいけないのが心臓への負担です。
サウナは高温のため、長時間入浴していると血管が拡張して血圧が下がります。
そして心拍数が上がって心臓に負担がかかるのです。
そのため、心臓疾患や高血圧を患っている方は急な血圧変動によって健康被害を起こすリスクが高まります。
また、水風呂に入る時も心臓へ大きな負担をかけるため、疾患を持っている方でサウナを利用する場合は医師へ相談しましょう。
脱水症と熱中症の可能性
サウナを利用すると、脱水症や熱中症のリスクが高くなります。
高温の環境では、大量の汗をかくため体内にある水分やミネラルが失われてしまうのです。
おもに現れる症状としては、めまいや頭痛、倦怠感などです。
このような症状が現れる前に、しっかりと水分を補給してサウナを利用しましょう。
ヒートショックに注意
サウナを利用した時には、血圧が上下に大きく変動するヒートショックに注意しましょう。
ヒートショックは心臓や血管に大きな負担をかけるため、高齢者や心臓、血管の疾患を持っている方にとって危険です。
とくに、サウナ後に水風呂に入るのは血圧の急降下や急上昇を繰り返すことになり、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めることにつながります。
サウナは基本的に健康良いとされていますが
一部の方には注意が必要な場合があります。
まとめ
今回は、サウナの健康に与える効果を紹介してきました。
サウナが健康やダイエットに与える効果は、疲労回復や自律神経の改善、老廃物の排出など多くの効果を得ることができます。
しかし、健康に良いサウナでも入浴の方法には注意しなければならない方も存在します。
今回紹介した内容を参考にしていただき、上手なサウナの入り方を実践していきましょ。
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