むくみ・冷え対策にも◎夏にうれしい“スイカダイエット”

cortisちゃん

日原トレーナー、スイカって…やっぱり糖分多くて太りますよね?

日原 裕太

そう思われがちですが、実はスイカはダイエットに向いている食材のひとつなんですよ

cortisちゃん

えっ!?あんなに甘いのに…?

日原 裕太

はい。水分やカリウムが豊富で、むくみの軽減や冷え対策にも効果的です。正しく取り入れれば、夏の体づくりにとても役立ちます

スイカ=太る、という思い込みは今日で卒業。
調理師監修のもと、夏のダイエットをサポートしてくれる“スイカの上手な食べ方”をご紹介します。

この記事でわかること

  • スイカがむくみ・冷え対策やダイエットに役立つ理由
  • 太らないための「タイミング」と「量」の工夫
  • 美味しく続けられる、簡単スイカアレンジレシピ
目次

スイカは本当に太る?その真相

夏になると冷蔵庫に常備するご家庭も多いスイカ。
みずみずしくて甘く、ついつい食べ過ぎてしまいそうですが、「糖分が多くて太るのでは?」と心配される方も少なくありません。
しかし、実際にはスイカは非常にカロリーが低く、水分と栄養に富んだ“ダイエット向きの果物”なのです。

スイカは“果物の中では最も低カロリー”

まずはこちらの比較表をご覧ください。

果物名カロリー(100gあたり)糖質量(g)特徴
スイカ約37kcal約9g水分90%以上、爽やかな甘み
バナナ約86kcal約22g高エネルギー、腹持ち良い
りんご約52kcal約14g食物繊維が豊富
ぶどう約59kcal約15g糖質が高めで甘味が強い

ご覧の通り、スイカは同じ果物の中でもカロリー・糖質ともに低めで、食べごたえがあるにもかかわらず、太りにくい性質を持っています。

「太りやすい」は“量とタイミング”による誤解

では、なぜ「スイカは太る」と言われるのでしょうか?

原因の多くは次のような食べ方にあります:

  • 一度に1/4玉以上の大量摂取
  • 夜遅くにデザート感覚で食べる
  • 主食や甘いドリンクと一緒に食べる(糖質の重複)

このような習慣が続けば、どんなに低カロリーな食材であっても血糖値を急上昇させ、ンスリン分泌による脂肪蓄積のリスクを高めてしまいます。

むしろ“間食や置き換え”に最適なフルーツ

スイカの大きな魅力は、その水分量(90%以上)と自然な甘さです。
適切なタイミングで摂ることで、以下のようなメリットが得られます。

  • 少量で満腹感が得られやすい
  • のど越しがよく、夏の間食に最適
  • 水分+カリウムでむくみを和らげる

たとえば、15時のおやつや夕食前の「食欲を抑える目的」として取り入れれば、暴食を防ぐことにもつながります。

スイカがダイエットに向いている理由

スイカはただ甘くて涼しいだけの夏の定番フルーツ──そう思われがちですが、実は美容や体調管理、ダイエットにも役立つ機能性が多く詰まっています。

日原 裕太

特に、むくみや冷えが気になる方、食欲が不安定になりがちな夏のダイエット中の方にとって、スイカは非常におすすめしたいフルーツです。

以下の3つの理由から、その効果を詳しくご紹介します。

① カリウムが豊富で「むくみ解消」に効果的

スイカにはカリウムが多く含まれており、この成分には体内のナトリウム(塩分)を排出し、余分な水分を体外に出す働きがあります。
そのため、顔や脚がパンパンにむくんでしまう方にとって、スイカはまさに“食べるデトックス”といえる果物です。

むくみは見た目だけでなく、体重の一時的な増加や体の重だるさにもつながります。特に以下のような人におすすめです:

  • 外食や加工食品が多く、塩分の摂取量が気になる方
  • 座りっぱなし・立ちっぱなしの時間が長く、脚がむくみやすい方
  • 冷房の効いた室内で長時間過ごしている方

冷たいスイカを一切れ、食後やおやつに取り入れるだけでも、体内の水分バランスが整い、スッキリ感が得られやすくなります。

② 血流を促す「シトルリン」が代謝と冷えにアプローチ

スイカに多く含まれる「L-シトルリン」という成分は、血管をゆるめて血流を促進する働きがあります。
これは体のすみずみに酸素と栄養を届ける“巡り”の力を高めることにつながり、代謝のサポートにも効果的です。

特に、夏でも手足が冷えやすい方や、運動してもなかなか汗をかけないという方は、血流が滞っているサインかもしれません。
スイカのシトルリンは、そんな方の「冷え」と「代謝の低下」を穏やかにサポートしてくれます。

また、シトルリンはスポーツ用サプリメントにも使われるほど、運動中の筋肉疲労の回復を助ける働きもあります。
そのため、ジム通いやトレーニングを行っている方にも、スイカは“運動後のリカバリーフード”としておすすめできる果物です。

③ 水分が多くて満腹感◎ 食欲を自然に整えてくれる

スイカの約90%は水分で構成されており、たっぷりの水分と自然な甘さが、食欲を落ち着かせる効果を発揮します。
暑さで食欲が乱れがちな夏に、「食べたい」「でも胃腸が重い」といった不安定な感覚を整えるのにも役立ちます。

  • 口の中が乾いて甘いものが欲しくなるとき
  • 冷たいジュースやアイスを食べすぎてしまうとき
  • 食事の前にお腹が空きすぎているとき

こういった場面でスイカを取り入れることで、余計な糖質や脂質の摂取を防ぐ“ブレーキ役”になります。
また、果肉の中心部だけでなく、皮に近い白い部分にも水溶性食物繊維やミネラル
が含まれているため、栄養面でもバランスが良いのが魅力です。

太らないスイカの食べ方3つのコツ

スイカはカロリーが低く、水分や栄養も豊富な一方で、「食べ方」を誤ると血糖値の急上昇や“冷えすぎ”などにつながることもあります。
ここでは、ダイエット中の方が安心してスイカを楽しむために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

① 食べるタイミングは「午前〜午後の活動時間帯」がベスト

スイカに含まれる果糖(フルクトース)は、摂りすぎると体脂肪に変わる可能性がありますが、活動量の多い時間帯に摂ることでエネルギーとして使われやすくなります。

そのためおすすめなのは…

  • 朝食後のデザート代わりに
  • 午後15時のおやつタイムに
  • 運動後の水分・糖分補給として

反対に、夜遅く(21時以降)や寝る直前に食べるのは控えたい時間帯です。

体が「休息モード」に入っている時間帯は、糖分の代謝が落ち、脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。

② 食事の「置き換え」よりも「間食」として取り入れる

「スイカだけで1食を済ませる」という置き換えダイエットは、一見カロリーカットにはなりますが、たんぱく質や脂質が不足してしまい、かえって代謝が落ちやすくなるというリスクもあります。

そこで調理師としておすすめしたいのは、「おやつとして賢く食べる」方法です。

  • 甘いスイーツの代わりに1〜2切れのスイカ
  • 食事前に少量を食べて満腹感を高める“先手食べ”
  • アイス代わりに凍らせて「冷たいデザート感覚」で楽しむ

これなら栄養バランスを損なわずに、無理なくスイカのメリットを取り入れることができます。

③ スイカは“しょっぱい系おかず”としても活用できる

スイカ=デザートという固定観念を少し外すと、塩味や酸味を効かせた“しょっぱい系おかず”としての可能性が広がります。

実はこの食べ方こそ血糖値の急上昇を抑え、ダイエット中の「食べ過ぎ予防」にもつながる、隠れたテクニックです。

たとえば…

  • 塩+オリーブオイル+ブラックペッパーをひとかけして“サラダ風”に
  • スイカ×フェタチーズ×ミントで“地中海風のおつまみ”に
  • きゅうり・玉ねぎと和えてレモン+塩麹でマリネ
  • 生ハムと合わせて前菜にアレンジ(塩気と甘みのバランスが◎)

こういった組み合わせは、単に「甘さを楽しむ」のではなく、咀嚼力・満足感・塩味による食欲コントロールを促してくれるため、食べすぎの抑制にも効果的です。

cortisちゃん

また、食事の中に取り入れることで、ジュースやスイーツとして単体で食べるよりもゆっくり吸収され、脂肪の蓄積も起こりにくくなります。

「デザート」ではなく「副菜」としてスイカを楽しむ。
これだけでも、夏のダイエットがより自然に、より続けやすくなるはずです。

調理師おすすめ!スイカを使ったヘルシーアレンジ3選

スイカはそのまま食べるだけでも美味しい果物ですが、ちょっとした工夫で「飽きずに」「罪悪感なく」楽しむことができます。
ここでは調理師の視点から、ダイエット中でも無理なく取り入れられるアレンジレシピを3つご紹介します。

① スイカとミントの“塩スイカサラダ”

スイカに塩をふる昔ながらの食べ方を、爽やかで洗練された副菜風にアレンジ。ミントの香りがスイカの甘さを引き立て、塩気で満足感もアップします。

材料(2人分)

  • スイカ(角切り)…200g
  • フレッシュミント…適量
  • 岩塩または天然塩…ひとつまみ
  • オリーブオイル…小さじ1
  • ブラックペッパー…お好みで

ポイント:
冷たく冷やすことで、食前の前菜としても◎。胃腸の働きをやさしく整えてくれます。

②スイカときゅうりの“和風さっぱり和え”

スイカの甘さと、きゅうりの爽やかな食感を合わせた和風の箸休め
塩昆布や酢の風味をプラスすることで、自然な旨味と満足感が広がります。副菜にもぴったりの一品です。

材料(2人分)

  • スイカ(角切り)…150g
  • きゅうり(薄切り)…1/2本
  • 塩昆布…ひとつまみ
  • 米酢…小さじ1
  • ごま油…小さじ1/2
  • 白ごま…適量

作り方:

  1. きゅうりは軽く塩もみして水気をしぼる。
  2. スイカときゅうり、塩昆布を合わせ、米酢とごま油で和える。
  3. 仕上げに白ごまをふって完成。

ポイント:
ほんのり甘じょっぱい味わいで、冷製小鉢や夏のおつまみに最適。スイカを副菜として自然に取り入れられる、和食好きな方におすすめのアレンジです。

③ スイカの凍らせデザート“シャリシャリグラニテ風”

甘いものが欲しいときの“ダイエットデザート”に。
スイカを凍らせて、シャーベット状に崩すだけの簡単スイーツ。冷たさと自然な甘味で、ジュースやアイスの代わりにぴったりです。

作り方:
スイカを一口大に切って冷凍→半解凍してフォークで崩す。
お好みでレモン果汁や少量のはちみつをかけても美味。

ポイント:
アイスよりもカロリーは1/4以下。罪悪感なく楽しめて、夜の甘い誘惑にもブレーキがかかります。

まとめ|“甘くて冷たい”は敵じゃない

「スイカは甘いから太る」と思われがちですが、
実際は水分・カリウム・シトルリンといった、体を内側から整える栄養素がたっぷり詰まった優秀な果物です。

特に、夏はむくみや冷え、食欲の乱れといったダイエットを妨げる要素が増える季節
そんなときこそ、スイカの“自然な力”を上手に味方につけることで、無理なく体の巡りを整え、健康的な体づくりがしやすくなります。

食べるタイミング、量、組み合わせ──
ちょっとした工夫で、スイカは「太るもの」から「整える味方」へと変わります。

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甘いものを我慢し続けるより、“選び方”と“食べ方”を見直すほうが、ずっと自然で、ずっと続けやすい
それが私たちが伝えたい、ダイエットの新しい形です。

当ジムでは、こうした食習慣・体調・ライフスタイルに合わせた“無理のないアプローチ”をご提案しています。

  • スイカのような「季節の食材」を活かした食べ方
  • 代謝や冷えに強くなるためのストレッチ・筋力づくり
  • むくみや姿勢のくずれまで含めた“整えるダイエット”

あなた自身の体の声に寄り添いながら、無理なく続けること。
それが、心にも体にもやさしいダイエットの第一歩です。

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