気圧・ストレス・ホルモン…片頭痛の3大要因と“姿勢”の意外な関係

cortisちゃん

ねぇ日原トレーナー、最近また頭痛がひどくて…天気が悪くなると必ずズキズキするの。どうしてなの?

日原 裕太

それ、もしかしたら“片頭痛”かもしれませんね。気圧やストレス、ホルモンの影響って、意外と見逃せないんです。それに“姿勢”も大きく関係しているんですよ

「天気が悪くなると頭が痛い」「ストレスがたまるとズキズキする」…そんな片頭痛に悩まされていませんか?
とくにデスクワーク中心の生活では、姿勢のくずれや首・肩の緊張が重なり、片頭痛をさらに悪化させてしまうことがあります。
この記事では、片頭痛の3大要因「気圧・ストレス・ホルモン」と“姿勢”の関係をわかりやすく解説し、薬に頼らず体を整える視点から解決のヒントをご紹介します。
自分の身体に目を向け、日常に取り入れられる具体的なセルフケア法を知ることで、きっと心と身体の軽さを実感できるはずです。

この記事で分かること

  • 片頭痛の主な原因「気圧・ストレス・ホルモン」の正体とその仕組み
  • 姿勢のくずれが片頭痛を悪化させる理由と対処法
  • 薬に頼らず“体から整える”片頭痛対策のヒント
目次

片頭痛を引き起こす3つの主な原因とは?

片頭痛は、ただの「頭の痛み」とは違い、体や心の状態が深く関係しています。

とくに多くの方に共通する原因として、

  • 「気圧の変化」
  • 「ストレス」
  • 「ホルモンバランス」

の3つが挙げられます。

これらは単独で影響するというよりも、互いに関係し合いながら頭痛を引き起こしやすくしているのが特徴です。


たとえば、「雨が降る前は必ず頭が痛くなる」という方は、気圧の変化に敏感である可能性があります。

また、「忙しい日が続くとズキズキする」「生理前になると頭痛がひどくなる」といった経験をされている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、まずこの3つの要因をそれぞれ解説し、さらに“姿勢”との関係についても詳しく見ていきます。

自分の片頭痛のパターンを理解することで、対処法がぐっと見つけやすくなります。

気圧の変化で自律神経が乱れるメカニズム

「低気圧になると体がだるくて、頭も痛い」──そんな不調を感じたことはありませんか?これは気のせいではなく、気圧の変化が自律神経に影響を与えているからです。

私たちの体は、気圧が下がると副交感神経が優位になり、血管が広がります。すると、脳の血管も一時的に拡張し、周囲の神経が圧迫されることで痛みが出やすくなります。

片頭痛を感じるタイミングが「天気の崩れ」と重なる方は、この反応が起きている可能性が高いのです。
さらに、気圧の変化は体内の水分バランスや酸素の運搬にも影響を及ぼします。その結果、ぼんやりしたり、集中力が落ちたりと、頭痛以外の不調も出やすくなります。


こうした体の反応を軽減するには、

日原 裕太

自律神経を整える習慣が大切です。深呼吸や軽いストレッチ、朝の散歩などが有効とされています。

ストレスによる神経の過敏化と脳への影響

ストレスがたまると、片頭痛の頻度や痛みの強さが増すことがあります。

これは、ストレスが神経を過敏にさせ、痛みを感じやすくしてしまうためです。

脳はとても繊細な器官で、ちょっとした心の変化にも反応してしまいます。
たとえば、締め切りに追われる仕事、家事と育児の両立、人間関係のプレッシャー──これらの積み重ねが、自律神経に負担をかけているのです。

自律神経が乱れると、血管の収縮と拡張がスムーズに行えなくなり、頭痛を引き起こしやすくなります。


また、ストレスが続くと、脳内の「セロトニン」という神経伝達物質が減少し、痛みをコントロールする機能も低下してしまいます。

これが片頭痛の悪循環につながるのです。
だからこそ、心のケアも大切です。毎日の生活の中で、自分を緩める時間をつくることが、片頭痛の緩和につながっていきます。

ホルモンと片頭痛の関係──特に女性が注意すべき理由

片頭痛は女性に多く見られる症状ですが、その理由のひとつがホルモンの変動です。

とくに30代〜50代の女性は、月経周期や更年期などによってホルモンバランスが大きく変化する時期を迎えます。この変化が、頭痛の頻度や痛みの質に大きな影響を与えるのです。

ホルモンのうち「エストロゲン」は、血管の収縮や脳内の痛みの調整に関わる物質です。このエストロゲンが急激に減少すると、片頭痛が起こりやすくなることが知られています。

たとえば、生理の直前や排卵後、更年期のはじまりに頭痛が悪化する方は、ホルモンが影響している可能性が高いでしょう。
ホルモンは目に見えないものですが、生活習慣を見直すことで整えることが可能です。

月経周期・更年期に伴う“ホルモン頭痛”とは

「毎月、生理の前になると頭が重くなる」「更年期に入ってから頭痛が増えた」

こうした経験のある方は、“ホルモン頭痛”の可能性があります。

これは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのホルモンの変動によって引き起こされる片頭痛です。


月経前になると、エストロゲンの分泌が急激に減少します。

このタイミングで、脳の血管が不安定になり、片頭痛が起こりやすくなるのです。また、更年期にはホルモン分泌自体が乱れやすく、痛みのパターンも変化します。

日原 裕太

このような頭痛は、薬だけではコントロールしきれないことも多く、生活リズムや体の整え方が非常に重要になってきます。

生活習慣でホルモンバランスは整えられる?

ホルモンバランスを整えるには、まずは毎日の生活を安定させることが第一です。

  • 不規則な睡眠
  • 過度なダイエット
  • ストレスの蓄積

ホルモンの乱れにつながります。


反対に、十分な睡眠・バランスの取れた食事・適度な運動は、ホルモンを整える強い味方です。

特にビタミンB6やマグネシウムは、ホルモン分泌をサポートする栄養素として知られています。


また、ストレッチやピラティスのように、呼吸を意識しながら体を動かす習慣も効果的です。こうした習慣を身につけることで、ホルモンの波に左右されにくい、安定した心と体を育てることができます。

“姿勢のゆがみ”が片頭痛を悪化させる理由

片頭痛の原因として、気圧やストレス、ホルモンの影響はよく知られていますが、実は「姿勢のくずれ」も見逃せない要因の一つです。

とくにデスクワークが多い現代人にとって、長時間の前かがみ姿勢や猫背は、首や肩の筋肉を緊張させ、血流の滞りを招きます


このような状態が続くと、脳への酸素供給が不安定になり、自律神経も乱れやすくなります。

その結果として、片頭痛が起こる頻度が高くなったり、痛みが長引いたりすることがあるのです。

日原 裕太

また、スマートフォンを見る姿勢や、浅く腰かけて作業する習慣も首・肩に大きな負担をかけています。

こうした日常の“ちょっとした姿勢”が、知らず知らずのうちに片頭痛の引き金になっている可能性があるのです。

猫背・巻き肩が首・肩の緊張を引き起こす

長時間のデスクワークやスマホ操作で「猫背」「巻き肩」になっていると感じる方は多いのではないでしょうか。こうした姿勢では、首の後ろや肩まわりの筋肉が常に引っ張られた状態になり、血行が悪くなります。


血流が滞ると、筋肉に老廃物がたまりやすくなり、コリやハリが生まれます。

このコリが周囲の神経を刺激して、片頭痛を誘発してしまうことがあります。

特に後頭部からこめかみにかけてズキズキするような痛みは、姿勢の悪さによる血流障害が原因となっているケースが多いです。


「ただ座っているだけ」でも、姿勢が崩れていれば筋肉は緊張を続けています。肩こりや首こりが慢性化している方は、それが片頭痛と直結しているかもしれません。

姿勢改善で自律神経が整い、片頭痛も軽くなる

姿勢を整えることは、単に見た目を美しくするだけでなく、自律神経のバランスを整える上でも非常に有効です。

正しい姿勢を保つことで、呼吸が深くなり、全身に酸素が行き渡りやすくなります。
呼吸が深まると、副交感神経が優位になり、緊張状態からリラックスへと導いてくれます。

これにより、血流やホルモンバランスも整いやすくなり、片頭痛の根本的な改善につながるのです。
また、姿勢を意識することで、筋肉の使い方も自然と変わっていきます

首や肩への負担が減ると、緊張型頭痛や片頭痛が軽くなる方も多く見られます。
一度に完璧を目指す必要はありません。

日原 裕太

まずは1日5分のストレッチや、座り姿勢の見直しなど、できることから少しずつ始めてみてください。

体が変わると、心も自然とラクになっていきます。

まとめ

片頭痛のつらさは、経験した人にしか分からないものです。天気の変化に敏感になったり、日常のストレスで痛みに悩まされたり、月のサイクルや更年期の影響を感じたり…。

その痛みの背景には、「気圧」「ストレス」「ホルモン」の3つの要因が深く関わっています。


そして、もうひとつ見逃してはならないのが「姿勢」。毎日の何気ない座り方や立ち方、スマホを見る時間、呼吸の浅さ…。それらの積み重ねが、実は片頭痛の引き金になっているかもしれません。


この記事を通して、自分の片頭痛のパターンや体との関係に気づくきっかけになれば幸いです。

薬だけに頼らず、体を整えることで頭痛が軽くなる可能性もあります。今のつらさを少しでも和らげ、もっと心地よい毎日を取り戻すために、まずは今日から、ひとつ小さなことから始めてみませんか。

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