※本記事は、Human Nutrition資格を取得した日原裕太(パーソナルトレーナー/cortis代表)が執筆しました。
結論:コーヒーは美容&ダイエットを後押しする“飲むサプリ”。
脂肪燃焼のカフェインと抗酸化のクロロゲン酸がポイント。
運動前30分・1日400mg以内・基本はブラック——この3点でOKです。
まさかのこの記事を楽曲にしました。


コーヒーは美容にいいって聞くけど、どんな効果があるんですか?

コーヒーには、脂肪燃焼や肌の老化を防ぐ、美容やダイエットにうれしい成分が含まれているんですよ。

ただ、なんとなく飲むだけでもいいの?

実は美容やダイエットに効果的な飲み方があるんです。
なんとなく飲んでいたその一杯が、ちょっとした工夫で「キレイ習慣」に早変わり。
この記事では、美容やダイエットにうれしいコーヒーの成分や、効果を引き出す飲み方のコツをご紹介します。
この記事でわかること
- コーヒーが美容やダイエットに効果的とされる理由
- 効果を高めるためのコツ
- 運動と組み合わせる方法
- 健康的に取り入れるためのポイント
💡「効率よく脂肪を燃やしたい」「自分に合う飲み方&運動法を知りたい」方へ
コーヒーだけでなく、体質・生活リズムに合わせた“飲む&動く”設計を無料でアドバイスします。
下のボタンからcortisパーソナルジムの公式LINEを追加してご相談ください👇

コーヒーが「美容とダイエットに効く」と言われる理由とは?


コーヒーは、ただの嗜好品ではありません。実はその一杯には、脂肪燃焼を促すカフェインや、老化を防ぐ抗酸化成分など、女性の「キレイ」をサポートする成分がたっぷり含まれています。
カフェインの効果|脂肪燃焼・代謝アップをサポートする働き
カフェインといえば「眠気覚まし」と思う方も多いですよね。これは、交感神経を活性化させていることによる効果です。
この刺激により脂肪燃焼が加速され、基礎代謝が向上し、運動をしていない時でも脂肪が燃焼しやすくなるという効果も期待できます。
参考:カフェインとコーヒー:標準体重および肥満の人の代謝率と基質利用への影響 – PubMed
クロロゲン酸の抗酸化作用で「シミ・老化」を防ぐ
クロロゲン酸とはポリフェノールの一種で、コーヒーの中に豊富に含まれています。
クロロゲン酸には様々な健康効果がありますが、中でも美容効果として期待できるのが抗酸化作用。シミやしわ、くすみなどの原因ともなる活性酸素を除去する働きがあり、「肌の老化を防ぐ」という効果があります。
参考:【連載第1回】シミの予防にコーヒーを。近藤和雄(医学博士)×倉田真由美(美容ジャーナリスト) | COFFEE BREAK | 全日本コーヒー協会

コーヒー=カフェインっていうイメージはあったけど、
ポリフェノールも美容効果の秘密だったんですね!

コーヒー1杯(約150ml)には、カフェインよりポリフェノールの方が多く、約280mg含まれています。
これは、1日の摂取量の約4分の1程度です。
コーヒーダイエットを成功させる「効果的な飲み方」ガイド
コーヒーの効果を引き出すには、飲むタイミングや量にも工夫が必要です。なんとなく飲むのではなく、目的に合わせて取り入れることで、美容やダイエットにプラスに働きます。


飲むタイミングは朝・運動前がおすすめ
・朝
朝にコーヒーを飲むと交感神経が働きやすくなり、目覚めや活動のスイッチが入りやすくなります。脂肪代謝にも関与するとされているため、朝の一杯はダイエット習慣づくりに役立ちます。
参考:朝のコーヒーに脂肪燃焼効果あり…最新の研究で明らかに | Business Insider Japan
・運動の30分前
運動の約30分前にカフェインを摂取すると、脂肪をエネルギーとして使いやすくなることが報告されています。活動的な時間帯に合わせて取り入れることで、ダイエットをサポートしてくれます。
参考:運動30分前のカフェインが脂肪を燃やす|医師向け医療ニュースはケアネット
1日どのくらい?カフェイン摂取の適量と目安
カフェインの摂りすぎは体調に影響を与える可能性があるため、1日の摂取量には注意が必要です。健康な成人でも400mg以下(コーヒー3~4杯分)が目安とされています。
個人差もあるため、眠れなくなったり、動悸を感じたりする場合は控えるようにしましょう。習慣として取り入れるには、自分に合った量を見つけることが大切です。
ブラックコーヒーがベスト?砂糖・ミルクはOK?
砂糖やミルクを加えるとカロリーが増え、血糖値の上昇を引き起こす恐れがあります。ダイエット目的で飲むなら、ブラックコーヒーが最も効果的です。
どうしても苦手な場合は、無糖の豆乳を少量加えるなど、血糖値への影響が少ないアレンジを選ぶのがおすすめです。甘味を加えたコーヒーは「ごほうび」として楽しみつつ、基本はブラックを意識するのが理想的です。
- 朝や運動前に飲むことで脂肪燃焼をサポート
- カフェインは1日400mg以下(コーヒー3~5杯)が目安
- ブラックコーヒーがベスト
コーヒー×運動の相乗効果で、脂肪燃焼効率をさらにアップ!


カフェインの働きを最大限に活かすには、運動との組み合わせが有効です。軽い運動とセットで取り入れることで、脂肪燃焼効果を高めることができ、無理のないダイエットにつながります。
運動前にコーヒーを飲むと、脂肪が燃えやすくなる?
カフェインは、運動前に摂取することで、運動中の脂肪燃焼率が高まるとされており、特に有酸素運動との相性が良いといわれています。ランニングやウォーキングの約30分前に1杯のコーヒーを飲む習慣をつけると、効率的な体脂肪の減少が期待できます。
参考:【医者が教える】ダイエットをしたいならウォーキングの前に「コーヒー」を飲むべき深い理由 | 1日1万歩を続けなさい | ダイヤモンド・オンライン
日常の動きでも活かせる!“ながら脂肪燃焼”のヒント
特別な運動をしなくても、日常のちょっとした動きを活かすことで、脂肪燃焼のチャンスをつくることができます。
たとえば、掃除や買い物前、出勤前などにコーヒーを飲むだけでも、軽度の活動に対して脂肪を使いやすい状態になります。普段の生活にコーヒーを取り入れるだけで、特別なトレーニングをしなくても脂肪をエネルギーとして使う可能性が高まります。

軽く動く前にコーヒーを1杯飲むと、脂肪燃焼しやすくなります。
有酸素運動が難しい場合は、家事や出勤時に飲むだけでも取り入れてみてくださいね。
知らないと逆効果?コーヒーを飲むときの3つの注意点
美容やダイエットに効果があるといっても、飲み方を誤ると逆効果になることもあります。毎日続けるものだからこそ、体への負担を減らし、上手に付き合うためのポイントを押さえておきましょう。


気を付けたいポイント
- カフェインの摂りすぎ
- 空腹時、就寝前の摂取
- 「水の代わり」として飲む
飲みすぎ注意!カフェインの摂りすぎで体調を崩すことも
カフェインを過剰に摂取すると、眠れなくなったり、胃の不調や動悸といった不快な症状があらわれることがあります。
一般的には1日あたり400mg(コーヒー約3〜4杯)を目安にするとよいとされていますが、体質によっては少量でも影響が出る人もいます。自分に合った適量を見極めることが大切です。
空腹時・寝る前はNG?コーヒーを飲むタイミングの注意点
朝起きてすぐや、空腹のままコーヒーを飲むと、胃に負担をかけてしまう可能性があります。カフェインは胃酸の分泌を促進するため、食事の前後や何かを軽く口にしてから飲むのが安心です。
また、寝る直前の摂取は、眠りの質を下げる原因にもなり得ます。睡眠と美容は深く関係しているため、就寝前のカフェインは控えることをおすすめします。
利尿作用に注意!コーヒーだけで水分補給はNG
「喉が渇いたらコーヒー」という習慣がある方は、注意が必要です。
カフェインには軽い利尿作用があり、飲んだ分だけ水分がしっかり補えるとは限りません。特に、コーヒーばかりを水代わりに飲んでいると、気づかないうちに体が水分不足になる可能性もあります。
美容や健康を目的にコーヒーを取り入れるなら、水分とのバランスがとても大切です。肌の乾燥や頭痛、疲れやすさなどが気になるときは、水分補給の見直しから始めてみるのもおすすめです。

コーヒーはたしかに美容効果が期待できますが、何事も適量が大切です。自分に合った量や飲み方を知って、上手に「日常の習慣」にしていってくださいね。

まとめ|いつものコーヒーを「美容習慣」に変えるヒント
コーヒーは、美容やダイエットをサポートする力を持った、まさに「飲むサプリ」のような存在です。ただ飲むだけでなく、成分の働きを知り、飲むタイミングや量を少し工夫することで、日常のコーヒータイムが自分磨きの時間に変わっていきます。


そして、その一杯に軽い運動をプラスすれば、脂肪燃焼効果はさらに高まります。無理な食事制限や激しいトレーニングに頼らなくても、「コーヒー×運動」で体の内側から変わっていくことは十分に可能です。
コーヒー習慣をきっかけに、自分の体と向き合ってみたい方は、ぜひ運動も取り入れてみてはいかがでしょうか。
当ジムでは、はじめての方でも気軽にご参加いただける体験プログラムをご用意しています。気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。